ヘア&メイク岡田知子がアドバイス!
取り入れるだけで即旬顔になれる
秋のトレンドメイクTIPS5
不安も多い世の中だからこそ、美しく笑い、機嫌よくいたいもの。そこで秋のビューティニュースの中から、幸福感に満ちた旬顔を叶えるトレンドメイクを紹介。ヘア&メイクアップアーティストの岡田知子さんによるアドバイスも必読です!
1. 脱黒で即洒落顔。
カラーライン&マスカラはマストバイ
ブラックよりもセンシュアルなムードを演出できる、ボルドーやモーヴ、茶系のマスカラとアイライナーが続々と。
「カラーライン自体は春夏も人気でしたが、この秋は目尻のラインをシャープに仕上げ、ほんの少しクラシカルな雰囲気もプラスするのがIN!」(岡田さん)
使用したのはコレ!
カラーマスカラなら
もっと手軽に洒落顔!
「マスカラで目新しいのは、スキントーンにも近いようなベージュやマスタード色。ソフトな顔立ちに仕上がりますが、目元の印象がぼやけてしまうこともあるので、赤みのきいたカラーライナーを併用するのがオススメ。特にアンダーアイラインを太めに入れるとエッジーになります」(岡田さん)
使用したのはコレ!
2. マスク時代も女は口紅!
本命はソフトマットな赤レンガ色
この秋のリップ大本命といえば、ソフトフォーカスがかかったようにふんわり軽やかに色づくマットカラー。存在感が薄れがちな大人の唇をカービーに彩って、エッジと色気、ハッピーなムードを宿すからコロナ禍だって果敢にトライしたい。
「なかでも注目したいのは赤みがきいたテラコッタ色。アイメイクなどは控えて、艶やかに仕上げたヘルシーな肌に1点投入するのが気分。直塗りした後、一度ティッシュオフしてから再度重ね塗りをして、しっかり発色させるのもポイント」(岡田さん)。
オーセンティックにしてモダンさも漂う顔立ちに!
使用したのはコレ!
3. 髪色や肌色に縛られないで!
眉はもっと自由でいい
カラーアイブロウが百花繚乱! 今までは髪色にトーンを合わせるのがよしとされてきたけれど、この秋は思いきって鮮やかなカラーを取り入れるとそれだけで洒落顔に。
「どんな髪色にもハマりやすく、大人の肌をキレイに見せてくれるのがピンクトーン。ふんわりソフトなイメージに仕上がるので、ヌケ感も演出できます。カラーアイブロウに挑戦する際は、眉をメイク全体の主役と捉えるのが成功の秘訣! 他のパーツメイクは控えめにしたり、眉と同系色をサラリと加えるくらいにしておいたほうが、アカ抜けた印象に仕上げられます」(岡田さん)
使用したのはコレ!
4. 気負わずキラキラ☆
まぶたにもジュエリーの輝きを
「グリッターがきいたアイメイクもこの秋のトレンド。写真では、上まぶたにRMKのパレットの左下の茶と上のイエロー、下まぶたに右上の焦げ茶と下のピンクを重ね、さらにRMKのリキッドを上まぶたにプラスしていますが、レイヤー使いすると繊細なニュアンスを生み出せます。目に遊びの要素が強くなるときは、他のパーツに知性を。例えば眉の輪郭をしっかり描くとか、ほんの少しのことで顔立ちが引き締まります」(岡田さん)
キラキラシャドウの中でもブームを呼びそうなのはモーヴやカーキ、ブラウン系。まずは秋限定パレットをひとつ、手に入れてみましょ♥
使用したのはコレ!
5. 指先が小宇宙に。
コズミックカラーのネイルに夢中
ディオールやアディクション、アンプリチュード……他の人気ブランドも、深海や夕焼けなどをテーマにしつつ、どこか宇宙的な神秘のムードが漂うカラーをリリース。魅惑の発色をスパイスに、秋の風情を先取りしてみるのはいかが? いつもの白Tもグッとクールに。
使用したのはコレ!
photograph:YASUTOMO SAMPEI(model), TSUYOSHI OGAWA[KONDO STUDIO] /
styling:CHIAKI FURUTA / hair & make-up:TOMOKO OKADA[TRON] /
model:MAYUMI SADA / text:CHIHIRO HORIE / web edit:ANNA TOGASHI
otonaMUSE2021年9月号より