たるみ、頰のこけ、シワにアプローチするシャネルの新作マスクを就寝前の新ルーティンに。美容ライター新田晃代の偏愛コスメ
ノーマスク生活に不可欠なのは、やっぱりリフトアップケア
3月にマスクの着用が個人判断となりましたね。あんなに待ち遠しかったノーマスク生活なのに、悩み多き大人の肌には、マスク生活ってちょっとありがたかったのかも……なんて思ったりも。オトナミューズ3月号で「お顔ブチ上げTIPS」の企画を担当して以来、リフトアップに対するアンテナが以前よりも敏感に。現在も日夜あれこれ試しているなか、めぐり合った今いちばんお気に入りのマスクをご紹介しますね。
それがこちら。シャネル「 LL プロ マスク」。昨年誕生した「LE LIFT PRO」の5月5日に発売したばかりのニューフェイス。メリポナエンザイム*1と、ナイアシンアミド*2配合で、エイジングによる色むらを整えながらすっきりとした表情に引き上げてくれる、ジェルタイプのフェイスマスクです。
400万件を超える肌研究のデータをもとに、両頰のいちばん高い位置とあご先の3点を結んだラインが逆三角形(ユース トライアングル)であることが「若々しく見える顔の特徴」であると導き出したシャネル。シャープな逆三角形を保つためには、頬骨の高さ・適度な頬のボリューム、引き締まったフェイスラインが不可欠なのですが、年齢とともにこの「ユース トライアングル」がいびつな形に。
肌の土台を立て直す希少なハチミツパワー
ちょっと話が逸れますが、女性って年齢を重ねるごとに「たるむ女」と「そげる女」に大きく二分されると思うんです。わたくし後者なのですが、ここ数年「そげる女」もたるむんだな……ということを実感しています。頰はゲッソリこけているのに、あごまわりはモタついている……。顔全体がなんだか間伸びした感じで、あご下のたるみは、肉というより皮。肌の弾力低下による「皮だるみ」は、重力に逆らえなくなって起こる「肉だるみ」よりもタチが悪いと思うんです。
話を戻して。「LE LIFT PRO」シリーズは、たるみやこけ、シワといったすでに刻まれてしまったエイジングサインにアプローチ。「セネッセンス(細胞老化)」研究を採用しています。加齢やストレスによって生まれた老化細胞は、他の細胞までも老化細胞に変えて繁殖し、肌の中に居座るってご存知でしたか(怖っ)? こうなってしまうと肌のハリや弾力生成に関係する新しいコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が生成しにくくなり、真皮がゆるんでしまいます。頰がこけて、首元がたるんでいる私の肌は、まさに真皮がゆるんでいる状態。立ち向かうべき敵は。老化細胞ってことです……!
text:AKIYO NITTA