角質層の薄い日本人には化粧水も水もマスト! 友利 新先生が教える潤い肌への厳選アイテム
自ら“友利先生のYouTubeのヘビー視聴者”と名乗るヘア&メイクアップアーティスト岡田知子さんのリクエストから、友利先生との対談が実現。それぞれ異なる立場から美容と肌に向き合ってきた、そして同い年のミューズ世代である2人が、美肌のために今、やるべきスキンケアから美容医療までを語り尽くしたリアルなトーク、必読です!
【からだも肌も保水】
水は1日1.5L飲んで!
肌も水分保持のできるアイテムを
「基本の目安量としては、1日に1〜1.5Lの水を摂取することがオススメです。水分補給がなぜ肌に必要かというと、たとえば遭難したとすると、まず肌がカサカサになる。生命を維持するために一番必要のない肌から先に水分が供給されなくなる。なので、肌もしっかりうるおった状態でいるためには、きちんとお水を摂ることが大事。水分なら、水じゃなくてコーヒーなどでもいいですか? とよく聞かれるのですが、カフェインなどさまざまな成分が入っているので、やはり純粋にお水がベター。また、人間のからだは摂取量が多過ぎると排出されるようにできているので、一気にたくさん飲むのではなく、こまめに飲むのもポイントです。肌内部の話になると肌は自ら水分を作ることはできないけど、ライスパワー®という成分には水分保持力を高める効果が。コスメでできる、水分ケアです」(友利先生)
友利先生レコメンドアイテム!
【日本人に化粧水は必要】
角質層が薄く肌の水分が保持できない
日本人の肌は化粧水でうるおいアップ
「一時期、『化粧水って水だからいらないんじゃない?』という質問を多く受けたのですが、結論から言うと、日本人には必要です。日本人の肌は欧米人に比べて角層が薄い。つまり角層の間にため込める水分量が少ないので、水分保持力も低いのです。アイテムは肌の悩みやテクスチャーの好みなどで、気持ちよく使えるものを選んでいいと思いますが、もう入らない! と肌が感じるくらい入れてあげると、ぐっとうるおい感が変わるはず。また、今季ミューズ世代にオススメしたいのは資生堂のオイデルミン。肌細胞の成り立ちを追究し毛細血管にアプローチした技術で、私は“塗るスチーマー”と呼んでいます。肌質を問わず、肌が底上げされる実感が得られるはず」(友利先生)
友利先生レコメンドアイテム!
次回は友利先生が教える、大人の毛穴ケアについてご紹介します。お楽しみに!
photograph:nae / hair & make-up:KYOKO SUZUKI(tomori) / text:ATSUKO WATANABE
otona MUSE 2023年9月号より