「チークまでがベースメイクですから。3本指でぶわっと塗るの!」梨花と試す、秋の新作コスメ
小誌オトナミューズ恒例、半期に一度のビューティ特大号に梨花さんが初参戦! ズラリと並んだ秋のニューカマーを手に取り実際に試しながら、大人はどんな切り口でコスメをチョイスし、どう使うべきか? とことん語り尽くしてくれました。トレンドとの付き合い方が見えなくなっている、ビューティ迷子たちを救う解決策がここに。
SKIN CARE FOUNDATION
美肌を育む
美容液みたいなベースが続々と!
otona MUSE美容担当(以下M) この秋は高機能ファンデの新作ラッシュ。肌そのものをよくしてくれる美容液みたいなタイプがわんさか出ているんです。美肌菌に着目した資生堂とか83%が美容液のアディクションとか強者揃いで。
梨花(以下R) 資生堂、今日塗ってもらったやつね? たしかにこれ、すごく薄づきでツヤッとしていい。
梨花(以下R) あとシャネルの下地も血色感が出て可愛い肌になる。
SHEER CHEEKS
「チークまで」が
ベースメイクですから!!
M ベース作りにもこだわりがあるとの前情報が入ってきてますが、梨花さんみたいな、ノンシャランなのに洒落た肌に仕立てるコツってなんですか?
R 私の中ではスキンケア、下地、ファンデーション、チークまでがベース作り。メイク前に時間をかけて保湿するのもそうだし、チークもベースと捉えているから、広い範囲に仕込むんです。3本指(人さし指・中指・薬指)を使って、ぶわっと塗り広げるの! こうすることでお風呂上がりみたいに上気した、血色感のある肌になる。
M なるほど。チークをぶわっとが、大人の肌にヘルシーさを宿すキーなんですね。チークで気になるアイテムはありますか?
R このヒンス、上のパープルが練り状になっていてクリーミーでいいな。あと、NARSのリキッドも透き通るような絶妙な発色!
M なるほど、今梨花さんが試し塗りしているみたいに、ヒンスの上のパープルを頰の高い位置だけじゃなく、鼻筋とか口まわりとかに仕込むのもアリですね。ハイライトやくすみ飛ばし役になる。
R 私が好きな質感って、必ずクリーミーなんですよね。ただのお粉だと毛穴落ちして見えそうで、この年齢になるとキツイんです。肌にのせるものだけじゃなく、アイライナーや眉ペンシル、マスカラなんかもオイルが入ってるようなしっとりしたものが好み。
M 今はお粉なんかでもオイルコーティングされていて粉飛びしないものだとか、ハイスペックなものが増えているんですよ。
R たしかにこのSUQQUのパウダーは、ものすごく肌がキレイになりますね。しかも仕上がりはサラッサラ。
M 梨花さんの実演を交えながらのコスメお試し会、めちゃくちゃ参考になりました。
R もうね私、原宿の@コスメもセフォラも全部チェックしてますから(笑)。
次回ラストは、今季の新作の中から梨花さんが選び抜いたアイテムだけで作る秋メイクをご紹介します。お楽しみに!
photograph:YASUTOMO SAMPEI(model), KAZUTERU TAKAHASHI[KONDO STUDIO](still) / styling:AKIKO KIZU / hair:KOICHI NISHIMURA[VOWVOW] / make-up:MIKAKO KIKUCHI[TRON] / model:RINKA / text:CHIHIRO HORIE
otona MUSE 2023年9月号より