クレンジングはこずらず優しく、洗顔は絶対、泡で! 友利 新先生オススメの“落とす”コスメ6選
自ら“友利先生のYouTubeのヘビー視聴者”と名乗るヘア&メイクアップアーティスト岡田知子さんのリクエストから、友利先生との対談が実現。それぞれ異なる立場から美容と肌に向き合ってきた、そして同い年のミューズ世代である2人が、美肌のために今、やるべきスキンケアから美容医療までを語り尽くしたリアルなトーク、必読です!
【NO! 摩擦】
肌の摩擦は老けの原因に。
クレンジングも擦らず優しくが基本です
「皆さんもご存知の通り、摩擦は肌の刺激となりエイジングの一因にもなります。だから、クレンジングは擦らず優しくが基本。ミルクやオイルなど、メイクの濃さやライフスタイルに合わせてチョイスしてください。ただ、ひとつ間違ってほしくないのは、摩擦しない=触らないということでは決してないこと。シミや肝斑など、ダメージを受けやすい部分は気をつけたいですが、Tゾーンなどきちんと洗う必要がある部分も触ることを過度に恐れて汚れが落とせないままでは本末転倒。肌の状態や場所を見極めることも必要です。また、最近の知見では、タッピングによる細胞の活性化も認められています。擦るのではなく、優しくプッシュしたり少し肌を持ち上げるようにハンドプレスしたり。擦らないと触らないは異なることだと意識しながら、メイクオフの時間を過ごしてください」(友利先生)
友利先生レコメンドアイテム!
【洗顔は泡で】
摩擦レスで使える泡洗顔が◎。
朝もしっかり洗いましょう
「朝の洗顔をするべきかせざるべきか、これもよく質問される項目です。よっぽど乾燥しているなら別ですが、基本的には洗うほうがベター。といっても、これも『洗う・洗わない』と決めるのではなく、自分の肌をちゃんと見て、必要かどうか考えることが大事です。朝、洗ったほうがいい理由は寝ている間にも皮脂は出るし、昨夜のスキンケアも一晩経つと時間とともに空気に触れ、酸化が起きたりもします。酸化したものを肌に乗せたままだと、それも肌ダメージの原因に。だから朝に一度洗顔してリセットすることはとても重要。乾燥が気になるのであれば、その後の保湿をきちんと行うこと。洗顔と保湿は1セットです。洗顔の摩擦リスクは、しっかりした泡で洗うことで防げます。泡だてが苦手なら、泡状で出てくるものを活用。プロダクトに任せちゃいましょう」(友利先生)
友利先生レコメンドアイテム!
次回は友利先生が教える、大人が選ぶべきファンデーションについてご紹介します。お楽しみに!
photograph:nae / hair & make-up:KYOKO SUZUKI(tomori) / text:ATSUKO WATANABE
otona MUSE 2023年9月号より