40歳以上のベージュ&赤リップの鉄則を公開!河北裕介が教える2024年春メイクの正解【まとめ】
たまらなく魅力的なメイクのアイデアを、惜しげもなく教えてくれるヘア&メイクアップアーティストの河北裕介さん。YouTube『河北裕介公式チャンネル』も大人気です。「すっぴんに赤リップは40歳を過ぎたらNGだよ」「大胆な囲み目の日はピンクを上手に活用して」など、河北センセイが推奨する春メイク3選をお届けします!
春は白み系【ベージュリップ】でヘルシー&色気たっぷりな洒落顔に
「最近、注目しているのは2000年代風の白みベージュのリップ。イメージはジェニファー・ロペスがあのころ塗ってた感じ、といえば分かるかな。90年代のベージュはこっくりマットな質感だけど、今季のベージュは、ツヤを含んでいるからヘルシーだけど、どこか洒落ていて色気も出る。肌のトーンと同じぐらいの色が、唇のパンプアップ効果も叶えるからオススメ」(河北さん・以下同)
教えて河北センセイ!
2024年のベージュリップ、どうメイクする⁉
白み系ベージュリップの最大の難所が、顔色が悪く見える問題。地味にならずに洒落見えもする、他のパーツメイクとの組み合わせ方も一緒に学んでいきます!
▶︎ POINT 1
ベージュリップの相棒はチーク!
赤み血色で顔印象を明るく
「今季のメイクに絶対外せない、肌のトーンと同じぐらい白みのあるベージュのリップ。ただし、大人になればなるほど、肌色がくすんでくるので、白み系の取り扱いには注意が必要。だから必ずセットで行ってほしいのが、チークで肌のトーンを上げること。あくまでも自分の肌の血色を補うイメージなので、チークはピンクやベージュ系のカラーではなく、赤みのカラーをチョイス。頰に幅広く入れることで、フレッシュさと共に、少し火照ったような色っぽいニュアンスも」
▶︎ POINT 2
目元はサラッと影を足す程度。
黒のラインで目力は忘れずに
「チークを広範囲で塗っている分、アイシャドウまで盛ってしまうとトゥーマッチ。広めチークとのバランスを取り、アイメイクは削ぐのが正解。アイシャドウはベージュとブラウンをレイヤードしつつも、あくまでも影を足す程度にとどめて。そしてその分、黒のアイライン&黒マスカラで締めるのは忘れずに。大人の目元は年々、フレームがぼやけてしまいがちなので、ラインレスだと抜け過ぎてしまう。細く黒ラインを入れるだけでも、顔立ちにメリハリが生まれるよ」
HOW TO MAKE-UP
SKIN
ツヤ質感の下地+ファンデーションを顔全体に。
EYE
アイメイクは陰影をプラスする程度でOK。アイシャドウパレットの右上のベージュをブラシに取り、上まぶたのアイホール全体に。目のキワから二重幅にぼかすように右下のブラウンをON。下まぶたには薄く右上のベージュで影を足す。目のキワに細く黒のリキッドアイライナーを。まつ毛はビューラーを使わず、上まつ毛のみ黒のマスカラを。
CHEEK
クリームチークを指に取り、小鼻横から頰全体になじませる。広めにのせるとはいえ、顔の側面までチークは塗らないのが、小顔見せのポイント。
LIP
リップブラシに口紅を取り、唇全体に塗る。上唇の山と下唇の底をきちんと塗ると、ぽってりとした印象に。
NAIL
ネイルは一度塗り。赤みがかったマホガニーブラウンが、手先を美しく見せてくれる。
photograph:EIJI HIKOSAKA[makiura office](model), KAZUTERU TAKAHASHI[KONDO STUDIO](still) styling:AKIKO KIZU hair & make-up:YUSUKE KAWAKITA model:ERIKA MORI illust:YOSHIFUMI TAKEDA text:EMI TANIGUCHI
otona MUSE 2024年3月号より