BEAUTY

SUN.01.30
2022

旅好き美容エディターによる
“トリップ”できる香り3

パリ・カリフォルニア・インド…
香りひとつで心はかの地へ!

「ああ~っ、旅したい!  ここではないどこかに」

そんな想いに駆られてる皆さんへ。美容エディターである前に、いち旅人であるワタクシ堀江ちひろ(最長海外放浪期間は約1年!)が最近ハマっている、これは海外まで“飛べる!”と確信したトリップアロマを、旅先で撮影した写真とともにご紹介しますね。

FREDERIC MALLE
SYNTHETIC JUNGLE

フレデリック マル シンセティック ジャングル 100mL ¥34,100(ブルーベル・ジャパン)写真はヨセミテ国立公園の中。

ひとつめはフレデリック マルの「シンセティック ジャングル」。デスティネーションはヨセミテ(カリフォルニア州)です。

調香師のアンヌ・フリッポによって構成された“ジャングルの香り”なんですが、決してトロピカルなだけじゃありません。オークモスなど、静寂のアロマも含まれているせいか、凛とした針葉樹の森のようでもある。

私がヨセミテを訪れたとき、アワニーホテルのエントランスに飾られていたシダーが、熟成し始めのような甘い匂いを放ってて、それがすごく印象的だったのですが、あのときの香りと周辺の自然のイメージが合わさって頭の中でできたアロマが、この香水とリンクしているんだと思います(うわ、めっちゃ個人的な話でスミマセン!)。

ちなみに、ある人からは「南国の花、そのものみたいな香りね」と言われたので、この香水は感じ方も“トリップできる先”も、人によってぜんぜん違うのかも。いずれにせよ、すーっと内側に入ってきて、心が動かされる……そんな不思議な1本です。

フレデリック マル(ブルーベル・ジャパン)

BYREDO
MUMBAI NOISE

バイレード ムンバイ ノイズ 100mL ¥32,560(エドストローム オフィス)写真はムンバイのインド門近く(真ん中のおばちゃんの水色のワンピの柄がめっちゃいかしていて、私にとっては目に嬉しい光景の1つだったんですが、出力したら柄ほぼ映らず、、涙)

2つめはバイレードの香水で、その名も「ムンバイ ノイズ」。

インドにもルーツを持つ、ブランド創始者のベン・ゴーラム曰く、お香の煙が立ち上り、コーヒーの屋台が並び、いろいろな音が交差するムンバイの中のチェンブールというエリアを表現したのだとか。

いわゆるインセンス系のジェンダレスな香り。個人的にはインドでムンバイほど洗練された街は他にないと思ってますが、このフレグランスも仕上がりはとてもモダン。そして、深いノートの奥に隠れた、果実のような甘さを鼻奥が捉えた瞬間に、旅先で、目に嬉しい光景に出会ったときのような高揚感が!

最初はがつんと強めだけど、時間が経つほど柔らかになりソフィスティケートされていくコンポジットも(刺激的なあの国を旅するうちにすっかりはまっていくプロセスのようでもあり)、気に入っています。

バイレード(エドストローム オフィス) 

OFFICINE UNIVERSELLE BULY
SELS DE BAIN ODORIFÉRANTS

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー セル・ドゥ・バン・オドリフェラン リケン・デコス 500g ¥4,510(ビュリージャパン)写真は朝食タイムのル ムーリス パリ。

そして最後はビュリーから新発売になったバスソルト。“行き先”はもちろんフランスの都です。

苔とパチュリによるシプレー系。オーセンティックなのにどこか今っぽくて、凛としてるのにスイート……相反する要素が共存している感じが「まさにパリ!」な芳香です。こんぺい糖みたいな形の大粒の岩塩なんですが、あんまりいい匂いなもので、器に取ってリビングや玄関に置き、部屋中がかの街のムードになるのを楽しんでいます。

ちなみにビュリーといえば、最初にブティックを構えたのは、サンジェルマン地区のセーヌ川にもほど近いエリア(下の写真はできてすぐの頃)。今年こそ、ビュリー本店→ドリス ヴァン ノッテンでお買い物→ノートルダムの修復を見届けたらセーヌ川を渡ってピカソ美術館(orポンピドゥー)へと、リアルな散策も叶えたいものです。

ビュリージャパン

堀江ちひろ
Profile_
ファッション寄りの美容ネタから最先端のインナーケアまで、幅広い知識でファッション誌やモード誌の美容ページを担当。(写真は出張先の北京にて)

TEXTCHIHIRO HORIE

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