オトナミューズ3月号のカバーミューズは佐田真由美さん。ファッション、そしてビューティシーンを牽引する4ブランドのルックを纏っての登場です。4回に分けてお届けする本シリーズ。vol.3はドレスもメイクも真由美もきらりと輝くDiorを。
Dior
光を味方につけた構築的なメイクが
奏でる、麗しき春の旋律
そのあまりにも美しいドレープに甘いため息をつきそうなメタリックのドレスに抱かれる日は、骨格の美しさを引き立てるメイクで高揚感に浸りたい。
まなざしはピンクの囲み目にしたあと、パールベージュを上瞼のホールラインになじませて彫り深く。マスカラは上下のまつ毛にたっぷりつけて印象的に。最大のポイントは光の集め方。スティックハイライトは鼻や顎など骨格を際立たせたいところだけでなく、デコルテや肩甲骨、手の甲の骨の筋にも纏うと、骨格に美が宿ってスタイリッシュな色香がそこかしこに。リップはカジュアルに抜くのが正解。血色感をそっと帯びるくらいがベスト。
ドレス¥1,210,000、ピアス¥61,600(共にディオール/クリスチャン ディオール)
使用したコスメたち♡
1.ブラウンレッド。ルージュ ディオール〈ニュー ルック エディション〉 312 ¥5,940、2.ローズ系の三重奏。トリオ ブリック パレット 833 ¥8,470、3.虹色の艶めきで魅了。スティック グロウ 005 ¥5,500、4.オパールのような輝き。ディオール ヴェルニ トップコート 001 ¥3,300(全てパルファン・クリスチャン・ディオール・数量限定品)
HOW TO MAKE-UP
EYE
2の上段を太チップで大胆にアイホールに広げる。下瞼のキワ全体にも同色をなじませて。中段を二重幅に重ねて奥行きを演出。下段を指でホールラインをなぞるように重ねて、アイシャドウを瞼に自然と溶け込ませる。マスカラはブラックを上下ともしっかり塗る。
SKIN
メイクの仕上げとして、光を集めて立体感を出したい部分に3をのせる。頰には指で広めに丸くオン。鼻根、鼻先、顎先は小さく丸く。唇の山はエッジをなぞるようにピンポイントで。
LIP
1を指に取って唇をポンポンとタッピングするようにぼかしていく。発色を抜くほど、洒落顔に。
いかがでしたか? 次回は本シリーズのラスト、サンローランの登場です。お楽しみに♡