CULTURE

THU.06.09
2022

伝説のロックスター!
エルヴィス・プレスリーの元妻役を演じた
オリヴィア・デヨングが語る
映画『エルヴィス』撮影秘話

今月のシネマミューズは、71日に公開になる伝記映画『エルヴィス』で伝説のロックスター、エルヴィス・プレスリーの妻役を演じているオリヴィア・デヨング。撮影の裏話を語ってもらった。

 

往年のスーパースターを知ることで、今を知る

Olivia DeJonge 1998430日、オーストラリア・メルボルン生まれ。2014年にハリウッドデビュー。M・ナイト・シャマラン監督作『ヴィジット』(2015年)やNetflixシリーズ『ザ・ソサエティ』(2019年)で注目を浴びる。

ロックのルーツを作った神様的存在、とされるアーティスト、エルヴィス・プレスリー。エルヴィスが活躍していた時代は知らなくても、その後に歌い継がれる「好きにならずにいられない」などの名曲の数々は耳にしたことがあるはず。そんな彼の伝記映画『エルヴィス』で、彼の妻プリシラを演じたオリヴィア・デヨングは「伝説のスーパースターの妻役ってプレッシャーよね」と笑いながら撮影を振り返る。

「私は彼らのことをあまりよく知らなかったのよね。知ってたのは彼らはすごく素敵な夫婦だったけど、別れなきゃいけなかった、ってことくらい。それでリサーチをたくさんしたわ。調べていて分かったんだけど、エルヴィスの人生自体がカオスそのものだったのよ。そのカオスの中で、地に足のついた存在といえるのがプリシラ。異常ともいえる状況下で、彼らはお互いに心から愛し合っていた。だからこそ、この作品で2人が出会い、恋に落ちて、どうして別々の道を歩むことになったのか、ということを細かに描くのは、カオスなSNS時代の今こそ大事なことだと思ったわ」

メガホンをとったのは『華麗なるギャツビー』(2013年)で知られるバズ・ラーマン。モノクロの映像や写真でしか知らなかったエルヴィスの時代が、「バズ節」ともいえる映像美で、グリッター&カラフルに再現される。エルヴィスはもちろん、彼女の衣装もメイクも可愛いのなんの。

「エルヴィスと同じく、彼女も60年代のアイコンだと思う。ファッションはもちろん、女性らしさやヘアメイクなどの流行にも影響を与えた人。衣装やセット、ヘアデザインを担当したのは監督の妻キャサリン・マーティンなんだけど、彼らのコンビネーションは最高よね。それとともにエルヴィスとプリシラは、当時としては珍しいけど、今では当たり前な核家族を体現したのよ。あらゆる点で、今のカルチャーにも影響を与えていることが、彼らから始まっていたことを知ることができて嬉しかったわ」

『エルヴィス』

story 1950年代、無名歌手だった若き日のエルヴィス・プレスリー(A・バトラー)は、ルイジアナで行われた小さなライブに出演。そこで彼はスターに。プリシラ(O・デヨング)と出会い恋に落ちるのだが・・。
監督:バズ・ラーマン/出演:オースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨング ほか/配給:ワーナー・ブラザース映画/公開:71日より、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
©︎2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

textMasamichi Yoshihiro

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