GWに夏休みにも!豊かな自然×異国体験が味わえる長野県・白馬村が最高だった件

長野県北西部、北アルプスの麓に広がる白馬村。東京から約4時間で辿り着ける好アクセスでありながら、冬はもちろん日本屈指のパウダースノーを誇るウィンタースポーツの聖地として。そして実はこれから迎える春夏は、大自然とレジャーアクティビティを堪能するグリーンシーズンとして、四季を通じてさまざまな表情を楽しめるオールシーズンリゾートなんです! 少し気が早いですが、ゴールデンウィークや夏休みにも最適なスポットです。
ニセコと並ぶ人気スキーリゾートとして世界中から訪れる人々が絶えない白馬では、どこもかしこも海外の言葉が飛び交い、まるで海外に来たかのような気分。訪れる前は、インバウンド人気の高い場所というと「日本人にはちょっとアウェイかも?」なんて思っていたのですが、実際に訪れてみると、あたたかく迎えてくれる地元の人々や活気ある空気感にすっかり魅了されてしまいました。豊かな自然に、海外を思わせる異国情緒。いろんなテイストが心地よくミックスされた、白馬の宿泊をレポートします。
わたしが訪れた際は、まだ雪が積もるスノーシーズン。圧巻の雪景色に惚れ惚れでした。最高峰のパウダースノーでウィンタースポーツを楽しむべく、たくさんの旅行客で大盛り上がり。季節が真逆なオーストラリアから訪れる方が多いそうですよ。
東京では見られないサラッサラの雪!
こちらは夏の白馬のお写真。登山やハイキング、ラフティングやカヤックなどのウォーターアクティビティもオススメ。スノーシーズンは海外からの観光客で大賑わいですが、少し落ち着くグリーンシーズンは冬よりもかなりお得なのだとか♡
11:00
東京から4時間で白馬へ!
evo Hotel Hakubaに到着
東京から白馬へのアクセスは新幹線と車で。東京駅から長野駅までは新幹線で1時間半。長野駅から白馬へは車で1時間ほど。evo Hotel Hakubaに宿泊すると、専用車でお迎えにきてくれるサービスも。北アルプスを望む広大な景色を見ているとあっという間に到着。
さまざまなペンションや宿泊施設が溢れている白馬。ヴィラを一棟借りで家族や友人と長期泊をする方も多いそうなのですが、1泊やひとりでも気軽に泊まれるホテルも充実。2024年12月にオープンしたばかりのホテルevo Hotel Hakuba(イーボホテル白馬)はモダンでエレガントなデザインで女子旅にピッタリ! 海外のホテルを彷彿とさせる内装で、異空間が広がっていました。
ホテル1階はカフェ兼バーとしてゆったりとくつろげるスペース。日本語と英語のバイリンガルなスタッフさんが迎え入れてくれます。
ロビー横には70年代から90年代のレコードがずらり。奥には実際にレコードを聴けるスペースもありますよ。
客室はやわらかな光に包まれる和モダンな空間。ネイビーやウッド調の落ち着いたムードに癒されます。写真はデラックスルーム(2名様用)
12:00
レストランBernd's kellerで
異国の料理を満喫!
白馬八方尾根リゾートにあるスキー場、Hakuba Après(白馬アプレ)のゲレンデ真横のThe Marillen Hotel(マリレンホテル)。その1階にあるレストランBernd's Keller(バーンズケラー)は、店主Berndさん&直子さん夫妻が切り盛りするお店。おふたりの人柄にリピート客が溢れる人気店です。白馬を巡っていて驚いたのは、欧米のゲストが多いだけでなくお店のテイストなど異国情緒が漂うカルチャーが根付いていること。訪れる気持ちはほぼ海外旅行。
何度でも言いますが、ここ日本なんです!!!
スイス人シェフが3種のチーズをこだわりの配合で仕上げた本場のチーズフォンデュ。フルーツで香り付けしたリキュールのシュナップスを混ぜて味変していただきました。これがなんとも贅沢な大人の味! Bernd's kellerのチーズはすべてヨーロッパから取り寄せており、海外のお客さんの満足度も高いそう。
ボリュームのあるサイズ感が嬉しいアップルクランブル。熱々のシナモンアップルとバニラアイスの組み合わせを料理の締めくくりに。Bernd's kellerはゲレンデの真横に位置しているので、スノーシーズンはスキーやスノーボードを楽しんだ後に訪れたい白馬の名店です。
19:00
「鮨 酒井」で味わう
日本海の海鮮を使った贅沢なお寿司コース
やっぱり夜は贅沢な美味しいごはんを外で味わいたい。そんな方にオススメなのが銀座の寿司職人が指揮を執る「鮨 酒井」。豊洲市場から仕入れた新鮮な食材を使った料理を味わえます。メニューは2種類のお任せコースのみ。10席のカウンター席で堪能する贅沢な食体験を。
お寿司や小皿など旬の海鮮を中心とした料理を堪能。
21:00
旅の夜は会員制バーで乾杯!
コードを入力して「No.898」へ
ライトアップされた名木山ゲレンデが真横に広がる「No.898」では、厳選された極上のウイスキーとシャンパンを取り揃え。バーに入場する為に必要となるドアコードは、オンライン予約にゲストにのみメールまたはメッセージにて送られてくるという隠れ家的スポット。
お酒と会話を楽しむ、穏やかな夜を。
メニューは店員さんが丁寧に解説してくれました。旅の最後は美味しいお酒で〆。
9:00
翌朝はevo Hotel Hakubaで朝食を
ゆっくりと疲れを癒した翌朝はevo Hotel Hakubaで朝食を。白馬のスノーシーズンは、朝からゲレンデへ滑りに行く方も多いので街全体の動き出しも早め。そんなアグレッシブな空気もなんだか心地よく、エネルギーに満たされた朝でした。
朝食はセルフのバイキング方式。ヨーロッパや北欧に旅に来ているのでは……と勘違いするような雰囲気でいただくコーヒーは至福のひととき。
サラダをたっぷりといただきました。パンやチーズ、ヨーグルトなど、動き出す前にしっかりパワーチャージ。
evo Hotel Hakubaはとにかくどこを切り取っても漂う空気が気持ちがよくて! 連泊して住み着きたくなる心地よさでした。大浴場もあるので、お風呂にはゆっくり浸かりたい派の方にもぜひ。
視界に飛び込んでくる壮大な自然をフィールドに、西洋のカルチャーと日本の昭和感が入り混じったハイブリットな新たなリゾート白馬。どんな場所でもあたたかく迎え入れてくれる、フレンドリーな白馬のみなさんに魅了された2日間でした。今回訪れた施設を手がける白馬ホスピタリティグループには、施設間の送迎シャトルバスサービスも。慣れない地方では車で移動するのが不安……なんて方にもオススメです。白馬は四季折々で表情を変える自然を1年中楽しめるのも魅力のひとつ。季節を変えて繰り返し訪れる人も増えているそう。そんな知る人ぞ知る新リゾート白馬、今年の旅行先の候補にぜひ!
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otona MUSE O
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。