CULTURE

映画ライターの森田真帆が、ラスベガスで
生のBTSに触れて魂ごと浄化され、
性格まで良くなってしまったお話【番外編】

皆さんこんにちは。映画ライターの森田真帆です。先日のラスベガス公演のレポートを読んでくださったARMYの皆様、ありがとうございました! あの後、SNSで私を見つけてくださって、アミ友になってくれた方もたくさんいて、めちゃくちゃに嬉しかったです。 さてさて、先日の記事に加えまして、物販の模様も書かせていただけることになりましたー。わーい。前回のレポを上げたときは、バンタン会食動画アップ直後だったので不安と複雑な感情の中で書いていたのですが、あれからスタートしたBTS第二章はワクワクの連続ですね! ホビのアルバムは最高だし、釜山でのコンサートはあるみたいだし、dTVのみならず、Huluもディズニープラスも次々にコンテンツをリリース予定だし、毎日ゲームやらなきゃだし、充実したARMY LIFEを送っております。というわけで、先日のベガスコンでの物販の模様をお伝えしたいと思います。

Backgrid/アフロ

めざせ、アミボム! そもそもですが、今回、私がベガスで買う予定のグッズはアミボム(公式ペンライトのOFFICIAL LIGHT STICK。ステージのライティングと連動する仕掛けアリ)のみ、と決めていたのです。が! ぶっちゃけ、前日に行った写真展の物販で、Tシャツやトレーナーなどを見て「あ……あれください、やっぱこれもください」っていうとんでもない優柔不断ぶりを発揮し、結果めっちゃ大量に買ってしまう意志の弱さをガンガンに感じていたので、来月のクレジットカード請求書がマジでやべえ……と超びびっていたわけです。 チケット代以外は全てにおいて節約が必要だったため、ベガスの端っこの安モーテルに泊まっていた私。ハリウッド映画だったら凶悪犯に殺されちゃうようなホテルで全く眠れず、むしろこんなだったらテント持ってARMYたちと一緒に徹夜組すりゃ良かったぜと大後悔(それはそれでベガスでは違法&超危険なので絶対ダメ)。いろんなサイトを見たところ、アミボムなら開演時間ギリギリでも買えると書いてあったので、昼過ぎにホテルを出発することに。

YONHAP NEWS/アフロ

危険地帯のホテルから、ARMYナンパして脱出 目の座ったおっちゃんが変な匂いするタバコを吸っている治安悪そうなモーテルの駐車場でUBERを呼ぼうとしていたら、怯えた顔をしたARMYらしき女のコが「ARE YOU ARMY?」って話しかけてきてくれました。大学生で超ど田舎から初めてラスベガスにきたと言う彼女も私と同じく、大麻の匂いが充満するこのモーテルにビビり倒していた模様。「もっといっぱいARMY探してみんなでUBERで会場に行こう!」と、紫キッズに声をかけてみんなでシェアライドすることとなりました。世界のARMYたちはみんな超親切で、優しい子たちばっかり! 手作りのブレスレットをくれたりするちっちゃいギフト交換みたいなのが、ファン文化にあるらしくて、なんだかほっこりしちゃいました。

YONHAP NEWS/アフロ

振るはずのアミボムに振り回された初日 そんなこんなで初日は開場時間ギリギリに着いた私。会場にいた係のおじさんに、「アミボムを買いたい」と聞くと「会場の中でも買えるよ! 外より涼しいから中で買いなよ」と教えてくれたため、会場の中で並ぶことにしました。が! 会場内がとてつもなく広く、せっかく早く入れたのにまさかの時間ロス。Expressというアミボムなどを売っている売り場はあっという間に、USJの人気ライド並の長蛇の列。最初は「マジか……この列に並ぶんか」と落ち込んでいたのですが、長ーい列に並んでいる連帯感で、前後のARMYたちとめっちゃ仲良しになれるという副産物が。LAから来たカップルに、韓国から来たという女のコ、ミズーリからきた大学生3人組とわいわい話しながら待っていた時間は、すごく楽しかったです。 彼らはみんな、ほぼうちの息子と同い年だったので、「マホはいくつなん?」て聞かれたときに、「42よ。ちなみに息子は22やで」って言ったら、大学生みたいなコに「ARMY好きだとそんなに若くいられるんだね! 最高!」とほめられました。あらまあー、なんて幸せすぎる空間なの。マジで肯定感しかないな、この空間!!!

YONHAP NEWS/アフロ

買えるの、マジで? 若いARMYたちに囲まれてニヤニヤしているうちに、ふと気づけば開演まであと30分。そして待ってる列はあと20人くらいで微妙な人数。私たちの前ではチラチラと脱落していく人も出始めて、もはやどこまでギリギリまで待てるかのチキンレースのようになっていきました。そして目の前にいたカップルは彼氏だけが残り、彼女は会場へ。くうう、いいなあ、彼氏、私のアミボムも買ってくれよ……と思いながら貧乏ゆすりマックスで開演まで刻まれる時間と戦っていたのです。が……が!! 開演時間まであと10分になったとき「アミボム、ソールドアウト!」という無情の声が。ぬあああああにいいいい!(泣) しかも気づけばあと10分で開演やんか! そこからめっちゃダッシュで自分の席に戻ったのですが、まさかの機械の故障で開演時間が遅れるというハプニング。これってチャンス? チャンスだよね! と、またそこから別の場所にある売店まで猛ダッシュ。すると、列に並んだ瞬間に「まもなく再開」というアナウンスで、また猛ダッシュ。四十路の心臓はもはや限界を迎えました。開演前にここまで脈を乱されることになるとは恐るべし。そうして私は、明日こそは絶対早く、と心に決めたのでありました。

Backgrid/アフロ

買えんのか私! 不安と緊張の2日目物販 前日、売り場を目の前にして売り切れという壮絶な幕切れをしたあたしの初物販。これはやはり早めに行くしかないのかもしれない。そこで11時にはホテルを出発。でも私には、一抹の不安がありました。それはめちゃくちゃにトイレが近いという性質ゆえの、孤独に並ぶ恐怖。多分昨日の建物内と違って、今日は炎天下のラスベガスで列に並ぶことになるし、水もがぶ飲みすることになるでしょう。そうすると、絶対トイレに行きたくなる。すると、もはや自分が並んでいたところも分からなくなるかもしれない。しかも、日中に水をがぶ飲みしたら、もしかしてコンサート中にめっちゃトイレ行きたくなって、大事なパフォーマンスを見逃すことになるかもしれない。と、とにかく心配だったため、日本からわざわざ買ってきておいた大人用おむつを履いていく決意を固めました。 以前私は、カンヌ国際映画祭の取材で、突如尿意を街中で催した挙句、全ての飲食店からトイレを断られ、小雨降る中で蒸気をモウモウと立てながらスタンディングオショーベン状態で歩いて帰るという屈辱を味わっておりましてね……(実話です)。大好きなBTSのコンサートでそんなことになったら、もう地獄絵。なので、恥を忍んでオムツ装備して会場へと向かいました。結果から言うとセーフ。オムツしたら安心しちゃうように感じるかも知れませんが、実際に履いてみると、逆に何も出なくなるんですよ~(いらない情報)。 アミボム買うにもARMY頼り 会場はとにかく広すぎて、地図を見てもどこでなんの物販があるのか分からない。そこで、めっちゃ若いARMYに「アミボムを買いたいんだけど」と聞きました。するとめっちゃ優しく教えてくれて(各国のARMYに頼りっぱなしです)、無事に売り場まで到着! その後、炎天下で5時間並ぶこととなりましたが、この日も前に並んでいたノルウェーからきたという金髪の激かわARMYとおしゃべりをしたりしてるうちにあっというまに順番がやってきました。 今回のコンサートに行くまで、グッズの順番待ちにはネガティブなイメージしかなかったけど、意外に楽しめることが分かったので、今度もしもまたコンサートに行けることになったら、めっちゃ早く行って会場を思いっきり楽しみたいと思いましたね。それもARMYと過ごせる楽しさ込みで。
絶対に予算を決めましょう…… さて、物販。この日も、アミボムだけを買うって決めてたのに、いざレジのとこに行くと、残ってるもの全部買いたくなり、急に焦りだすという自分のヤバすぎる弱さを再確認。次の機会があったら、絶対にカードを持っていかない、予算内の現金だけを握りしめていく! と心に誓いました。 前日は脈拍を打ち鳴らされた私でしたが、アミボムを手に入れた2日目は、前回のレポートでお伝えした通り、右手でアミボム振る、左手で携帯上げる、携帯もチェックしつつ、肉眼もバンタンを見るという仙人みたいな作業で脳みそをフル回転することに。でも無事にバンタンを照らす光の一つになれたことは最高に嬉しかったし、本当に幸せすぎる空間でした。 たった一回しか使えてないけれど、次にこのアミボムを振るのはいつになるのかな。その日までは、これから目白押しの映像配信や、メンバーたちのソロ活動を楽しみながら待つことにしようと思います。ああ、またアミ友が増えるといいなぁ~!

YONHAP NEWS/アフロ

森田さんインスタグラム

もりたまほ
バツ3の映画ライター。18歳で渡米し、ハリウッドの映画製作現場インターンを務めた後帰国。現在、シネマトゥデイなどの映画サイトで執筆のかたわら、大分県・別府ブルーバード劇場で館長補佐を務める。著書に『崖っぷちのハリウッドライフ』(シネマトゥデイ文庫 発売中)。Twitter @mahomorita

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