ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ~。
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
監督:コリン・トレボロウ/出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ニール、ローラ・ダーン ほか/配給:東宝東和/公開:現在、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー中(147分)TM & © 2020 UNIVERSAL STUDIOS & AMBLIN ENTERTAINMENT, INC.
★恐竜好きのお子さんがいる方へ★
恐竜大好き~! というお子様を抱えたお母様がた。泣く子も黙る恐竜映画の登場よ。リアル恐竜がばんばか登場する『ジュラシック・ワールド』シリーズの最新作にして、シリーズ完結編が公開です。なんやかや、この作品には取材でお世話になったんだけど、なんせすごい前に観てそれっきり。なので、おかわりしてきました。
恐竜、すごいすよ。大量出演。あたしが大好きなモササウルスもきっちり出てきて「ぱく~~!」っと大物を食べちゃうし、最新の研究によってわかった「羽毛が生えている恐竜」も登場するし。おまけに、ラプトルのブルーちゃんと主人公オーウェンの関係値なんて前作比で爆上げ。
前作でテーマパークがあった島が崩壊して、世に放たれた恐竜が生態系のトップに返り咲いた世界が舞台なので、「え、最初からいきなりこんなサービス?」って感じちゃうほど。ちなみに、じつはカットされたシーンってのが存在して、そこで「恐竜が世に放たれたらこうなりました」っていう世界が描かれているのね。それはなんと、YouTubeでまるっと観られちゃう(https://www.youtube.com/watch?v=uQe-4sZsiQ0&t=3s)。なんなら、この無料動画を先に観た上で本編を観たら、さらに味わい深くなるという仕掛けですの。
あ……でもね、「新たなる侵略者」の意味がちょっと想定外なのはご愛嬌ね。むしろ、この完結編は『ジュラシック・パーク』時代のレジェンドキャラが勢揃いすることが目的なんだから! 昔からのファンもご満足のはずよ~。
ジュラシックではお約束の恐竜接近シーン(上からか下からかはお楽しみ)
ラプトルを止めるオーウェンのポーズ、今回はみんなでやっちゃうの!
恐竜in タウン。見せ場しかねー!