CULTURE

よしひろさん、「昨日なに観た?」
『アバター』

ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ~。

『アバター』

アバター

監督:ジェームズ・キャメロン/出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー ほか/DVD、Blu-ray発売中、ディズニープラス「スター」で配信中 ©2022 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

★『アバター』が話題だけど なんだっけ? という方へ★ 世界興行収入が10億ドル突破なんてニュースが出ている『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。いや、マジですごい映画なんすよ。これは観るべき。それも映画館で。なんだけどー、なんせこれ、『アバター』の続編といいつつも、13年も前の作品の続編。だもんで、「なんかすごいらしいけど、なんなのそれ?」って人も多いことでしょう。ええ、あたしも13年も前の記憶掘り起こすのに一苦労だったもの。ということで、観直したのね、『アバター』。 まずひと言。これを配信とかDVDでテレビ画面で観ても、この作品の良さが2割くらいしか伝わらないの。なんでかっていったら、ハイスペック過ぎた映像のせい。 この作品がなんで騒がれたかっていうと、今じゃ当たり前の3D映画を一気に普及させるだけのすごい映像だったから。まるで自分がその場にいるみたいな感覚が得られるよう作られた映像で、臨場感半端ない。それを自宅のしょぼいシステムで観ても伝わらないのよねー……。しかもよ、映像がすご過ぎる分、ストーリーはごくごくシンプルなのも、家で観るには「あらら……」って感じ。だって、全体のお話これよ。「人類が希少鉱物の採掘のために行った異星で、先住民とバトル」。以上! ジェームズ・キャメロン監督っていつもそうなのよね……物語をシンプルにしないと、すごい映像に没入できない、って仕組み。 ということで、家で『アバター』をご覧になるならば、どうぞやさしい目で観てあげて。シンプルなりにストーリーはエモいし、部屋を暗くして観ればハイスペック映像もそこそこ楽しめるから。そしてだいたいのあらすじを頭に入れたら劇場で最新作をぜひ。マジすごいから!(語彙)
アバター

ナヴィ形アバターと意識を移す元海兵隊員(主人公)

アバター

これが人類が侵略するパンドラって星。キレーよー

よしひろまさみち 
オトナミューズのカルチャーページ編集担当&映画ライター。おバカなコメディからおマジメ社会派まで幅広くカバー。ほんとにおもろいもんしか紹介しません。

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