まるでアトムでAKIRAで童夢でブラックジャックな映画『ザ・クリエイター/創造者』をおかわり!【よしひろまさみち】
ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ〜。
よしひろさん、「きのう何観た?」
『ザ・クリエイター/創造者』
★手塚治虫作品とか大友克洋作品をお好きな方へ★
ストーリーだけ読むと「なんかややこしそう……」とかいう声を多数聞いておりましてな。ってことで、おかわり鑑賞してきたんですが、いやいや! やっぱりそんな難しくな〜い!! 『鉄腕アトム』やら『AKIRA』やら、あのあたりの作品がお好きな方ならドンピシャのSF大作なんですよ、『ザ・クリエイター/創造者』って。誤解を恐れずシンプルに申しますと「『ターミネーター』に出てくる未来世界みたいな設定で、人の善悪と自己犠牲をテーマにした感動作」って感じ。要は人間 vs. AIね。
人間社会を標的に暴走したAI側(AIだけじゃなくてAIと仲よくやってる人間も含まれます)が、徹底抗戦のために新型AIを開発。それは全知全能の少女型AIで、それを見つけた人間側のスパイがある理由からかくまう、ってお話です。映像すごい、芝居すごい、ロケすごいの三拍子揃っているんだけど、確実に刺さるのはストーリーねー。日本の漫画で育ったあたしらには、この作品に感動するアドバンテージがモリモリなの。だって、まるでアトムでAKIRAで童夢でブラックジャックなお話なんだもん。それをこのスケールで実写化しちゃったってのがポイントよ。さぁさ、小難しく考えずに楽しんじゃって!