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よしひろまさみち

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「バカバカしい」は誉め言葉! 『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』で頭をからっぽにして笑おう【よしひろまさみち】

翔んで埼玉

ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ〜。

よしひろさん、「昨日何みた?」
『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』

story FM NACK5から流れる埼玉にまつわる都市伝説。関東に平和をもたらしたあの大茶番劇の続きは、なんと関西を巻き込んだ大戦争!?

監督:武内英樹/原作:魔夜峰央/出演:GACKT、二階堂ふみ、杏、加藤諒、川崎麻世、藤原紀香、片岡愛之助、アキラ100%、和久井映見 ほか/配給:東映/公開:11月23日より、丸の内TOEIほか全国ロードショー ©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

★な〜んも考えずに笑いたい方へ★

今ですな、あたしはゴールデングローブ賞という映画賞投票のため、日に4本くらいの新作(字幕なし)を観なければならぬ季節に突入し、頭が英語脳。いえ、ぶっちゃけ疲れるのよ。ということで、な〜〜んも考えずに笑いたい! と思って『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』をおかわりして参りました。


今発売中の小誌でも特別ページを設けて紹介しているんで細かいことはオトナミューズを読んでください。付録も超可愛いから。そこでも書いたことですが、クソほど「バカバカしい」という言葉が褒め言葉になるような作品、そうそうないですよ。だって、全てが茶番。地名やローカルネタのディスりも、キャラ設定も、なんなら現実パートですら全てが茶番。なので、「ここ、笑っていいんだよね?」と悩んだり我慢せずに、思い切り笑ってください。それがこの映画の楽しみ方です。


さて、そんなくだらないもんをあたしがなぜおかわりしたかと申しますと、頭をからっぽにして笑いたかったから、というだけではなく、ちょっと確認があったんですね。この続編は原作にはない後づけのオリジナルなので、もろもろ全てが新ネタなんですが、前作『翔んで埼玉』(原作も最高なのでぜひ!)でも好評だった「出身有名人カード対決」が気になって。というのも、そこに至るまでが、これまたクソほどくだらなくて爆笑の連続だったので、対決シーンもそのノリでサラッと笑ってしまったんですよ。でも、あんなことを映画のスクリーンで、しかも公式にタレントにもOKをとってやってる(やってるのか?)なんて、この作品だけ。なんといっても最高に盛り上がるのは藤原紀香さんのときなので、覚悟して御覧ください。

左から大阪府知事、神戸市長、京都市長。全ておかしい

今回、関東はほぼ置き去りです

お船で向かうのは南紀白浜!

『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』徹底解説

WRITER

よしひろまさみち/映画ライター

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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