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よしひろまさみち

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2023年のシメはビヨンセ様のコンサートムービー『Renaissance: A Film by Beyoncé』で。限定公開なので急いで!

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ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ〜。

よしひろさん、「きのう何観た?」
『Renaissance: A Film by Beyoncé』

監督・出演:ビヨンセ/公開:12月21〜24日、12月28〜31日、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー中(¥3,000均一)© 2023 PARKWOOD ENTERTAINMENT

★ビヨンセがお好きな方へ★

うふふふ……。眼福。やっぱビヨンセ様はSUGEEEE! としか思えなかった『Renaissance: A Film by Beyoncé』。ええ、アジアには降臨しなかったビヨンセ様のワールドツアーの模様を収めたコンサートムービーでございましてよ!


ストーリーは特にございません。ひたすらにビヨンセ一色。7枚目のアルバム『Renaissance』を中心にしたコンサートで、ツアーは5月にスウェーデンのフレンズ・アリーナからスタート。なにがすごかったかって、とんでもねー巨額をかけたステージパフォーマンスです。ステージが豪華なことはさることながら、ダンサーの数、衣装替えの多さなどなど、ぜいたくなことったらありゃしない。ツアーの開催中、SNSでどんどこ流れてくるそのステージをどんだけこの目で観たかったか!(泣)その願いがかなっちゃうのがこの映画版なわけですよ。


しかもです。監督・ビヨンセ、出演・ビヨンセ、プロデュース・ビヨンセ。びっくりするくらいビヨンセが持てる才能をフルに発揮したのがこの映画版。そりゃさー、4年もかけて準備したコンサートツアーだもの。映像に残したいよね。うんうん。ただ、それを自分で監督までしちゃったところがビヨンセ様らしさってことよ。彼女のSNSをフォローしている方だったら御存知の通り、華やか過ぎる衣装だけでもマジで見る価値ある。あたし的には「Summer Renaissance」でクリスタルの馬に乗ってフライングしてるくだりは、何度でもおかわりしたくなるわ〜。


これ、めちゃ限定公開なのでお早めによ。劇場によっては応援上映をOKにしているので、ライブ会場にいる感覚でぜひ。年忘れビヨンセ祭りしましょ!

6月27日ワルシャワ公演の一コマですが、左のドラァグクイーンのねーさまに釘付け。イカス! Photo : Andrew White

6月27日ワルシャワ公演の一コマですが、左のドラァグクイーンのねーさまに釘付け。イカス! Photo : Andrew White

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よしひろまさみち/映画ライター

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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