「コレは観た方がいいわよ~」
よしひろさんがガチで推す、
2022年公開予定の映画5本
はい、あけおめー。2022年も映画やドラマ、たくさん紹介しますよ〜。ってことで、これは観たほうがいいわよ、って先々の作品、さらっと紹介しま〜す。
『ベルファスト』98分
まずひとつめー。よしひろが個人的偏愛する英国きっての俳優・監督ケネス・ブラナーの新作『ベルファスト』。9割くらいがモノクロで、おまけにケネス本人の半自伝的物語。ちょっとだけオスカー候補になったNetflix映画『ROMA/ローマ』(アルフォンソ・キュアロン監督の半自伝映画)に近い設定だけど、これが超いい! エンタメしてるし、歴史も学べるし、子ども時代のケネスとおぼしき子役が可愛いし、おまけに90分台! 大傑作でございました。これ、まじでオスカー候補入り間違いなしですのでチェックを。
『声もなく』99分
Netflixシリーズ『地獄が呼んでいる』にハマってる方、はたまたNetflix映画『#生きている』が好きな方、どちらにも朗報です。ユ・アインの代表作になるだろう、大傑作『声もなく』がようやく日本で公開。もーね、韓国はもちろんアジア中の映画賞で男優賞を総なめしまくっている傑作なのですよ。その理由は観れば一発で分かる! だって、みんなが知ってるユ・アインじゃないの! 闇商売で稼ぐ言葉を失った青年を演じてるんだけど、粗野な男の役だけにスーパー増量&坊主でルックス激変。ラストは大泣きでございます。
『コーダ あいのうた』112分
これまた深イイ映画なのよ〜、『コーダ あいのうた』。家族がみな聴覚を失っていて、ただ一人耳が聞こえる高校生ルビーを主人公にした感動物語よ。あれ、この設定どこかで聞いたような……と思った方。鋭い。じつはフランス映画の『エール!』のハリウッド・リメイクでーす。物語はほぼそのままに、実際に聴覚障害を持つ俳優がルビーの家族を演じているという、ザ・ハリウッドの底力。これもオスカー候補入りしそうだから、早めにチェックよ〜。
『ナイトメア・アリー』140分
これまた個人的偏愛監督のトロたんことギレルモ・デル・トロの最新作『ナイトメア・アリー』が、心をゾワゾワさせる傑作でございました。過去に一度映画化されている原作『ナイトメア・アリー 悪夢小路』を、現代的な解釈とトロたんらしい異形愛モリモリで贈るノワール・サスペンス。40〜50年代の時代設定と衣装&美術が最高で、しかもきっちりとキモコワ。芝居が達者な人しか出てこない安定感も震えるわ〜。
『a-ha THE MOVIE』112分
最後は世代によって食いつきが違うだろうけど、あたしは推すよ、『a-ha THE MOVIE』! だって〜、「Take on Me」のMVにドハマリした世代だもの〜。MTV世代、「ベストヒットUSA」で洋楽を覚えた世代にはぶっ刺さるドキュメンタリーでございます。ノルウェー出身の3人組a-haが、どう出会って、あのヒットによってどう人生が変わったか、そして解散から再結成にいたるまで全てをとらえております。ビバ80s!!!!
いかがでしたか? 編集部員も2021年はよしひろさんオススメの作品をたくさん観ました。本当にハズレなしなので、是非みなさんのエンタメライフの参考にしてくださいね♡
よしひろまさみち
オトナミューズのカルチャーページ編集担当&映画ライター。おバカなコメディからおマジメ社会派まで幅広くカバー。ほんとにおもろいもんしか紹介しません。