ウィル・スミス55歳とマーティン・ローレンス59歳の爽快アクション＆笑いでストレス解消！最新作『バッドボーイズ RIDE OR DIE』

ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ～。

あたくし、業務試写で見逃した作品は、可能な限り劇場に足を運んで後追いしておりますの。で、そんな作品をちょうど観た＆想像以上によかったのでオススメしちゃう、『バッドボーイズ RIDE OR DIE』です。

ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが演じる、マイアミの刑事コンビがマフィアや麻薬カルテルを相手に奮闘するバディもの。シリーズ4作目で、前作の『～フォー・ライフ』は4年前に公開。見どころはお笑いコンビのようなウィル・スミスとマーティン・ローレンスの丁々発止なセリフの応酬＆驚くほどボディダブルを使わないアクションね。これはシリーズ全作に通じていることなんだけど、今作で特にすごかったのはアクションシーン。「え、これどうやって撮ってるの？」という映像の連続なの。で、調べてみたら、演者自身にカメラをつけて撮影した映像素材を編集してるのよ～。これ、すごい臨場感。マジびっくりした。ちょっと考えてもみてくださいましよ、奥さん。ウィル・スミス55歳、マーティン・ローレンス59歳よ！ どんだけ準備してやったんだか……尊敬（とはいえ、高齢になったよね、っていうネタも仕込んでます）。

いわばハリウッド映画の王道中の王道ともいえる作品だから、アクションがあまり得意じゃないっていう人も確実に楽しめるわよ～。言葉悪く言えば、何も考えずに笑って手に汗握って大興奮、ってタイプ。こういうの、最近ないじゃない～。