A ミニとなると、ついキレイめなジャケットに手が伸びがちですが、印象がかしこまり過ぎて意外と着こなしの落としどころが難しくなることも。そこで発想を転換させて、あえて相反するユーティリティな雰囲気を持つ、サファリやアウトドアなテンションのワークブルゾンを。キュッとウエストシェイプされた形が好相性です。ミニをミニらしく着ない。そんな今っぽいアプローチが合わせの妙を際だたせ、鮮度をぐっと高めるカギに。
A 大きめサイズのシャツなど、ビッグシルエットのトップスで上半身にボリュームを持たせ、フレアミニの裾をチラリとのぞかせる。誰がやってもサマになりやすい、イージーかつ鉄板のバランスかと思います。上下の色味やトーンをまとめると、大人っぽくシックに仕上がるのはもちろん、色を揃えることでサラリとミニを着こなせるのも大人には嬉しいですよね。
A 真っ先に薦めたいのはトラペーズ、いわゆる台形ですね。もっとも落ち着きが感じられ、上品さを演出できる台形シルエットは、ミニスカ初心者にもうってつけ。ミューズ世代は(ミニに関しては特に!)子どもっぽいサイズ感やカジュアルなあしらいを選んではダメ。裾の端がピンと角張っているような、ショートパンツの延長線のような台形フォルムを意識して選んで。
A ミニをはくのにプラスして、今季のテンションをもう少し足したいなら、涼しげな色合いの靴をきかせて。ベージュやブラウン系、白黒グレーといったニュートラルなカラーでまとめたスタイルに、足元だけポイントでアイスカラーを差すのも素敵です。黒やビビッドカラーに比べてマイルドな発色なので、肌の質感とのコントラストも穏やか。上品な雰囲気に映ります。