「HELLO DIESEL」Starring 本田翼
スタイリスト樋口かほりと楽しむ【DIESEL】の春デニム

オトナミューズにとってデニムは制服のようなもの。ディーゼルの2025年春夏新作から、スタイリスト樋口かほりさんに、私たちにちょうどいいデニムをピックアップしてもらいました。着こなしてくれたのは、愛らしさ爆発の本田翼さん。樋口さんの解説と共に、今季の相棒デニムを見つけてみませんか？

ジップフライで、バックパッチ。ステッチ使いがどこか懐かしく、春夏らしいウォッシュドカラーを「可愛い！」と手に取った樋口さん。「20年以上前に流行ったフレアデニムより、股上が深くなっているのが大人にいいですよね。懐かしいだけで終わっていなくて。シルエットがとにかく、とてもキレイです」

このデザインだとわりと股上が浅いものが多いので、これは貴重。断然はきやすい大人のフレアデニム。

ディーゼルで人気のフレアデニムAKEMIの全てが程よく進化したD-AKEMI。ストレッチ性があり柔らかく、腰まわりはフィット感があり、やり過ぎ感のないフレア具合で大人の毎日に寄り添ってくれます。「中途半端ではないこのウォッシュ感が好きです。ホワイトデニムの気分でコーデできるのに、ホワイトデニムより取り入れやすい。これ、オススメです」

AKEMIはここ近年ずっと人気のフレアデニム。カラバリ豊富ですが今季はハイブリーチタイプを推し！

着用した本田さんも「これ可愛い」とつぶやいたデニムのジャンプスーツは、フィット感とパンツ部分のリラックス感が同居し、イタリアの老舗ファブリックメーカーが作る着心地のいいバタヴィア生地の素晴らしさを体感できる逸品。「これは1枚で着て、けれど大人は同素材のジャケットを羽織ってほしい。これだけでいい、だからセットで着てほしい、と願うルックです」

トップス部分はフィットしつつ、パンツ部分は太め。これひとつで今っぽいバランスが完成！

ルーズフィットのD-SIREをひざ丈にし、ひげや濃淡、右もものクラッシュなどディーゼルらしい加工感も味わえる新作が登場。「ハーフ丈デニムにはクラッシュがあってほしいとなぜか思うんですが、さすがディーゼル。メンズのシャツを合わせてデニムがチラッと見えるくらいがベストバランスかなって感じます」

大人気バギーデニムがショート丈で登場。大人はサンダルやパンプスなどでレディな足元で仕上げて。

長めでルーズで、すとんと落ちるバギーは、一度はくとその汎用性に驚き、色違いで揃えたくなる魅力ある1本。「バギーデニムはトップスをコンパクトなものにしてもいいし、メンズサイズのTシャツでルーズ×ルーズにしても可愛い。これは女性がメンズ服を着ることで出る独特の可愛らしさみたいなものを、体感できるデニムだと思います」

太めのバギーも、インディゴカラーなら清潔感のある着こなしもできてグッド。はき心地がとにかくイイ！

ディーゼルにはいつだって ここにしかない何かがある

ほぼ白じゃん、っていうこのブリーチデニム、私、好きです。潔くて。オールホワイトの気分でコーデできるけど、白デニムより辛口にコーデできて、はきやすい。私たちが20年前にはいていたようなフレアデニムも、レトロな雰囲気だけど股上は深くアップデートされている。今季のディーゼルは「懐かしい！」だけじゃない何か、がある気がします。どこのブランドも作っている似たようなお洋服じゃなくて、どのシーズンも独自の世界観があって、その中で楽しめる。ディーゼルの魅力って他にないお洋服が必ずあることですが、今シーズンはその中でも大人に嬉しい特徴のものが多い気がするんです。デニムって本来、何もなくてもそのものが、可愛い。加工やデザインをやり過ぎちゃうと大人ははきづらくなっちゃうけど、「本当に破れちゃいました」みたいなクラッシュとか、一方で「白に見えるくらいブリーチしちゃいました」とか、バランスがすごくいい。ワイドシルエットもただ太いだけじゃなくキレイだから、オススメですよ。

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