本当におしゃれな人は「ベルト」と「靴」が完璧だった【保存版】絶対失敗しないベルトコーデ術4選

突然ですが、みなさんはどんなときにベルトを締めますか? たぶんボトムスのウエストが大きいとき、と答える人がほとんどかと思います。「もちろんそれも間違いではないのですが、ベルトは『ファッション』として取り入れるのがベストです」
そう語るのは、メンズファッション界きっての洒落者として知られるビームス・安武俊宏さん。「ボトムスのウエストが大きいからベルトをするのではなく、ベルトを締めることでコーデが決まる感覚で取り入れるのがオススメです。ボーイフレンドデニムのように大きいサイズ感のボトムスのウエストをキュッと絞ってはくのはファッションになりますが、ベルトを締めることを前提に中途半端に大きいサイズを選ぶのは、避けたほうがいいかもしれません」
そんな安武さんがベルトを締めるときにこだわるのは足元とのバランス。「基本的にベルトとボトムスの組み合わせにNGはありません。ただ、軽いコーディネートなのに重厚感あるベルトを合わせていたり、足元は軽快なサンダルや白スニーカーなのに太くて黒いベルトというのはトゥーマッチ。そうならないこと意識しつつ、ベルトと足元とのバランスをちょっと気にすると、おそらくハマってくると思います。なので、ベルトを取り入れる際に一番重要なのは、足元とのバランスなんです」
というわけで、安武さんにベルトとシューズが好バランスな実例を、4パターンほど出していただきました。ベースとなる着こなしは全て同じなので、いかにベルトと足元のバランスが重要なのかわかると思います。ぜひチェックしてみてください!
その前に、ベルトの穴ってどこで留めるのが正解?
「女性はあまり気にしないかもしれませんが、じつは足元とのバランスだけでなく、どの穴に留めるかも重要です」と安武さん。確かに女性ってデザイン先行で、どの穴に留めるかはあまり気にしていないかも。
「ベルト先を長めに垂らす前提のベルト以外は、ウエストのサイズに合ったベルトを選ぶのが鉄則。加えて、ベルトを締めたときに、真ん中の穴で留めるのがベストです。たとえば、5つ穴の場合は、ベルトの先から見て3つ目になりますね。ちなみに4つ目も許容範囲内ですが、それ以外だといくら靴との相性がよくてもバランスが悪いので注意しましょう」
text:KYOKO CHIKAMA