【本田 翼×フェンディ】
30歳・本田 翼が魅せる新たな表情。
ミューズが気になる人×ITブランドのかけ合わせで、双方の新たな魅力を引き出す連載「美女とブランド」。今回のゲストは、30歳を迎えたばかりの本田翼さん。大人の女性へと変化する今の彼女の魅力を、FENDIの最新作でたっぷり引き出しました。
この秋、「フェンディ ファースト」のバッグやシューズのコードを再解釈したジュエリーコレクションが誕生! 横顔を印象的に縁取るマキシイヤカフは、アイコニックな「F」モチーフの大胆なサイズ感がアイキャッチング。繊細なイエローゴールドのカラーパレットと、クラシックなバケットカットのクリスタルがグラフィカルなデザインと交わることで、フレッシュな洗練が漂います。本田さんのこちらを見つめる大人っぽい表情にもドキッ。
キム・ジョーンズに今コレクションを構築するインスピレーションを与えたのは、彼が常にミューズと呼んでいるフェンディ家の母娘。ジュエリー部門を手掛けるデルフィナ・デレトレズ・フェンディが母親シルヴィア・フェンディのクローゼットから拝借して着ていた1枚のブラウスに着想を得て、メゾンの歴史を掘り起こし、1986年と2000年の春夏という過去の2つのアーカイブを現代へ再解釈したのだそう。ミニマルシックなデニムドレスは、コレクションでも印象的に多用されていたハーフエプロンのようなベルトでウエストマークすることで、シルエットに新鮮さを。実はこのベルト、ポケットにスマートフォンを収納可能! 現代女性のライフスタイルにフィットする実用的な機能性も追求されているところがキム・ジョーンズらしい。
ジップアップニットをインに着て、ベストをレイヤードしているかのように見えて、実はこれ1枚のジャケット。しかもベストとジャケットは、セパレートしてそれぞれ個別にも使える優れモノ。緻密なテーラーリングによって仕立てられたマスキュリンなスーツスタイルが、いつもと違う本田さんの魅力を引き出します。フレッシュなミントグリーンの「ピーカブー」で、軽やかに仕上げて!
稀代のヒットバッグメーカーであるシルヴィア・フェンディが生み出した名作「バゲット」は、今年なんと25周年! ミューズ世代の青春と共にあったこのバッグを、今一度フレッシュに持つならこんなデニム素材がオススメ。
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キム・ジョーンズがフェンディのアーティスティックディレクターとなって初めてのレディ・トゥ・ウェアコレクションで発表されたバッグが「フェンディ ファースト」。開閉部分の反転させた「F」モチーフが特徴のアイコンバッグは、本田さんが持っているエターナルなものから、サステナビリティを意識してアップサイクルされたフォックスファーを使用したものまで、見逃せない新作が続々登場。
新たに広がる「フェンディ ファースト」の世界
フェンディのエレメントである上質なファーへの敬意を表したアップサイクルな新作がお目見え! 使われることなく廃棄される予定だったフォックスファーを、パッチワークのように縫い合わせ、この美しいバッグは生まれています。
ヒール部分に逆さにしたフェンディの頭文字「F」をあしらった構築的なフォルムが特徴の「フェンディ ファースト」シューズの新作は、これまでありそうでなかったスリングバック。上品なベージュレザーとエッジーなゴールドヒールのコンビネーションが素敵!
3メゾンのDNAのひとつ、デュアリズム(二面性)を表現した「フェンディ ファースト」ジュエリー。本田さんが着けたイヤカフやネックレス、ヘアピンのほか、ブレスレットやイヤリングなど幅広いレンジで登場!
4フェンディ家4世代を代表する存在であるデルフィナ・デレトレズ・フェンディが、そのフレッシュな感性と「フェンディ ファースト」のパワフルなコードを組み合わせて誕生したサングラス。フロントには輝くクリスタルの「F」モチーフが。
photograph: KEIICHIRO NAKAJIMA [SIGNO] (model), ASA SATO(still) / styling: SONOKO HOMMA / hair & make-up: YUKARI HAYASHI
/ model: TSUBASA HONDA
otonaMUSE 2022年9月号より