大人にちょうどいい「トレンドの適温」は加藤かすみが知っている!【前編】
トレンドをどう落とし込むのが正解なのか、その適温を一番よく分かっているのが、スタイリスト・加藤かすみなのではないかと。「いつもとちょっと違うくらいでいい」というかすみさんの、今季リアルに取り入れたいトピックスを教えてもらいました。
【CROPPED KNIT】
ニットの丈が短いだけで
今年っぽさをアピールできる!
「春夏のランウェイで注目を集めていた、ヘルシーなおなか見せ。実際はというと、アラフォーにはなかなか厳しい〜(笑)。そう思っていたのですが、ニットなら意外といけちゃうかも! 肌が出る面積も少ないし、厚みという安心感もあるので、大人でも挑戦しやすいという訳。ということで、今年ニットを新調するならこの丈が断然オススメです」(加藤さん、以下同)
【WHITE TANK TOP】
インナーにはTシャツよりも
白のタンクトップをセレクト
「秋冬なのにタンクトップ!? とコレクションを見て気になっていたのですが、コートやジャケットの下に仕込むのにいいなって。いつもだとTシャツのところをタンクトップにするだけで、女っぽくなるし新鮮! それにアウター脱いだらタンクっていうのが、海外みたいでなんかいいかも」
【NO COLLAR JACKET】
クラシカルなムードの
ノーカラージャケットが気分
「テーラードジャケットをノーカラージャケットに替えるくらいの気持ちで取り入れてみてください。ノーカラーってコンサバなイメージがあるけど、他のアイテムをカジュアルにして、今季らしくボリュームのあるアクセをすれば洒落た感じに!」
【BIG SHOULDER JACKET】
今季らしさを求めるなら
ビッグショルダーはハズせない!
「コレクションではパワーショルダーが目立っていましたが、実際に街で着ようとするとちょっと難しいですよね。でもすごく今年っぽい……! そうなったときに、パワショルまではいかないビッグショルダーくらいのジャケットが、取り入れやすくていいなって思います」
いかがでしたか? 次回後半もお楽しみに♡
photograph:REMI HASEGAWA[s-14](model), MAYA KAJITA[e7](still), AFLO / styling:KASUMI KATO / hair&make-up:KOUSUKE HIROSE / model:RENA TAKESHITA
otonaMUSE 2022年11月号より