ピンクを纏うための配色パターン【大人だって、ピンクが好き。vol.1】
好きですよね、ピンク。着たいですよね、大人も。年齢とか、いろんな先入観に左右されずミューズ世代が心軽やかにピンクを楽しむヒント、お届けします。
<ピンクを纏うPOINT>
配色パターンをインストールしてピンク上手に♡
キャッチーなぶん、色自体のインパクトが強く、独特の主張があるピンク。それゆえ「可愛い♡」と購入したものの、いざ身に着けるとなると、どうもしっくりこずに悩むケースも多々。そこから脱するには、まず“色合わせ”をおさえるのが正解です。ピンクを快く受け入れ、かつ相乗効果で洒落て見せてくれる好相性カラーとの配色バランスをマスターすれば、ぐっと着こなしやすくなりますよ。
PINK × RED
スタイリストを筆頭に
おしゃれニスタが惚れ込む
赤とピンクのニア配色。
割合は1:1くらいがグッドバランス。赤は赤でハデ&強めのイメージですが、ピンクと合わせると少なからず印象が和らいで、ぐっと着やすく。シャツは光沢のあるコットンサテン地、パンツは細うねコーデュロイ。素材にメリハリをつけてモダンさも忘れずに。
PINK × CAMEL
どの色よりもピンクを品よく
クラシカルに仕上げてくれる
コートの中は上下ライトピンクで、細リブの薄手タートルにサテンスカート。キャメル特有のクラシックな薫りには、こんな淡めピンクがベストマッチ。ピンクの甘さがすっと上品モードに昇華されます。
PINK × KHAKI
適度なメンズっぽさが
ピンクの甘さをセーブ
ピンクの可愛らしさを中和するのに最適なのが、タフさやボールドな印象をはらむカーキ。幼さが気になるピンクも、こんなふうに落ち感のあるシルエットのスカートを選べば、断然、大人の貫禄。
PINK × GRAY
“色を着る”に抵抗がある人は
グレーをパートナーに
色自体に苦手意識があるなら、まずはピンクの主張をおさえつつ、シックに転ばせてくれるグレーに注目。さらに、同じパートであえてピンクをリピート使い。このテクで一歩先のこなれ感が手に入る。
着こなし方によってはぐっと洗練された印象に仕上がるピンク。今だからこそ着れるスタイリングに是非トライしてみては?
photograph_SHOHEI KANAYA(model) ,MAYA KAJITA[e7](still) / styling_KAORI HIGUCHI[KIND] / hair&make-up_KYOHEI SASAMOTO[ilumini.] / model_YOUN-A / text_NAO MANITA[BIEI]
otonaMUSE 2022年12月号より