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「相手役とセッションをし、心が豊かになる感覚は俳優の醍醐味です」『SHOGUN 将軍』穂志もえかさん

“穂志もえか”ってどんな人?

――『SHOGUN 将軍』の宇佐見藤役で、アメリカの映画批評家賞である「クリティクス・チョイス・アワード」ドラマシリーズ部門、助演女優賞を受賞して、早いものでもう1年経ちますね。改めて、どんなお気持ちですか?


今年のクリティクス・チョイス・アワードもとても盛り上がっていて、受賞者も名だたる方々ですし、改めてすごい賞をいただいたんだなと実感しています。受賞後、日本だけでなく海外の方からもいろいろお言葉をいただいてありがたいです。とはいえ、受賞は周りが“穂志もえか”を見るときの判断基準のひとつなので、私自身はそれはそれと思って、目の前の作品ひとつひとつを頑張ろうってやってます。


――やはり『SHOGUN 将軍』が、キャリアの転機に?


もちろん『SHOGUN 将軍』は素晴らしい経験でした。それと同時に『SHOGUN 将軍』の撮影後、事務所に所属しないフリーになった時期があったことで見える世界が変わったと思います。仕事の選択やギャラ交渉、台本を取りに行くとかまで全部やったことで、自分の仕事の全てを知ることができた。それはすごくいい経験でした。


――俳優の醍醐味ってなんだと思いますか?


ひとりで台本を読んでいるときには分からなかったけど、現場に行って相手役とセッションをしていく中で、想像もしなかった感情とか、言葉にできない思いが生まれるときですかね。人として、心が豊かになっていくような気がします。あとは、芝居をしながら、他の役者さんたちの信念みたいなものに触れさせていただけるのも嬉しいですね。

「穂志さんに似合いそう!」と長澤さんが最初に選んだのがこのルック。タートルネックニットとネイビーのパンツにノスタルジックなフリルのトップス、少年と少女をミックスさせたムードがミュウミュウらしい。トップス¥561,000、パンツ¥264,000、ベルト¥149,600、シューズ¥157,300※全て予定価格(全てミュウミュウ/ミュウミュウ クライアントサービス)

クラシックなワークバッグをエレガントに再解釈した新作「ユーティリティ」は、しなやかなスエード素材。前後にフラップポケット、サイドにも磁気開閉式ポケットがあしらわれて実用性も十分。バッグ〈ユーティリティ〉[H14.5×W26×D9.5cm]¥462,000※予定価格(ミュウミュウ/ミュウミュウ クライアントサービス)

――自分ってどんな人だと思いますか?


よくも悪くも忍耐強いと思います。簡単に諦めないから得るものもある一方、消耗もします(笑)。


――ルーティンにしていることは?


あまりないんですよ。しいて言うなら、作品が決まると役の設定に関係する本をたくさん読むことですかね。役が知っているだろうなってことは私も知りたいから。今は『京都人の密かな愉しみRouge―継承―』で演じている三上洛が哲学科に通う女の子の役なので、哲学の本を読んでいます。


――お仕事以外のルーティンは?


う~ん、作品に入っていないときは友だちに会うこと。友人たちと話すと、私自身がどんな価値観で何を大切に生きてきたかっていうことを思い出して、素の自分に戻れる気がするんです。

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direction & styling:MIKA NAGASAWA
hair:KEIKO TADA[mod’s hair]
make-up:MASAYO TSUDA[mod’s hair]
text:MIWAKO YUZAWA

otona MUSE 2026年4月号より

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EDITOR

37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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