教えて、百々千晴さん! 40代以上のTシャツの選び方【まとめ】
Q. 黒Tって何にでも合うのでつい多用してしまうのですが、
おしゃれに着るためのアドバイスがあればお願いします!
A1. デザイン性のある服や小物の差し色で立体感のある着こなしに

Tシャツ¥9,900(セオリー/リンク・セオリー・ジャパン)、ベスト¥33,000(ハイク/ボウルズ)、パンツ¥75,900(3.1 フィリップ リム/3.1 フィリップ リム ジャパン)、ピアス¥29,700、右手:人さし指のリング¥35,200(共にサラース/サラース カスタマーサポート)、ネックレス¥115,500(オールブルース/エドストローム オフィス)、バッグ¥14,850(ディミヌティーボ/デ・プレ)、シューズ¥17,600(オデット エ オディール/オデット エ オディール 新宿店)
「パッと見でのっぺりしないように、ロープのベスト、センタープレスのパンツなど、デザイン性の強いアイテムとスタイリングして。オール黒だからこそ、多少攻めてもOK! 夏らしく派手色の小物をプラスしてアクセントに」(百々さん)
A2. 動きのあるプリーツスカートで可愛らしさを

Tシャツ¥16,500(ハイク/ボウルズ)、スカート¥88,000(マディソンブルー)、ネックレス¥25,000(アフェクト)、左手のブレスレット¥13,200(アフェクトバイネイブ/アフェクト)、右手のブレスレット¥30,800(サークル オブ ホープ/エスケーパーズオンライン)、シューズ¥31,900(ピッピシック/RHC ロンハーマン)
「ユニセックスなTシャツには、プリーツスカートで可愛げをプラス。Tシャツも大きめで、スカートにもボリュームがあるけど、裾をインすることでメリハリのある着こなしに。パールを添えて、それとなくドレッシーなムードを意識」(百々さん)
A3. ベストのレイヤードも今年っぽくてオススメ

Tシャツ¥10,450(エイチ ビューティ&ユース)、ベスト¥24,200、パンツ¥22,000(共にビューティ&ユース/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店)、カチューシャ¥27,500(ソフィー ブハイ/エスケーパーズオンライン)、ブレスレット¥34,100(ペリンヌ タヴェルニティ/デ・プレ)、リング¥29,700(マッソーズアンドマッソーズ/ギャルリー・ヴィー 丸の内店)、シューズ¥53,900(セオリー/リンク・セオリー・ジャパン)
「ベストを重ねて、Tシャツ1枚のベタな着こなしを回避。ビスチェでもいいし、暑くない何かをレイヤードすることで、スタイリングに変化をつけてあげると! 合わせがTシャツだからこそ、セットアップも程よくカジュアルに着られて◎。」(百々さん)
A4. 黒T以外は全部淡いトーンにしてみて

Tシャツ¥17,600(エイトン/エイトン青山)、デニム¥41,800(トゥ エ モン トレゾア/エドストローム オフィス)、ハット¥17,600(テン バイ ロンハーマン/ロンハーマン)、ネックレス¥71,500(サラース/サラース カスタマーサポート)、リング¥44,000(スワロフスキー・ジュエリー/スワロフスキー・ジャパン)、バッグ¥174,900(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)、シューズ¥62,700(ペリーコ/オデット エ オディール 新宿店)
「淡いトーンのボトムと小物で、黒Tの印象を柔らかく。上半身に目がいくから、脚長に見えるっていう嬉しい効果もあります! 合わせるデニムの色を少し明るいトーンにするだけで、清涼感と程よいヌケ感のあるコーデに。」(百々さん)
Q. 小誌編集長が「自意識過剰でロゴTを着るのが恥ずかしい……」
と言っています。何かアドバイスをお願いします!
A. Don’t think, feel! (考えるな、感じろ)

「All Natural」のロゴTは、首と袖のパイピングも可愛い。派手色のパンツと合わせてラフに着こなして。Tシャツ¥15,400(アンスクリア×ビューティ&ユース/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店)、パンツ¥27,500(ロエフ/ユナイテッドアローズ 原宿本店)
「以上です(笑)。ロゴの意味を考え始めると、キリがないので。あくまで見た目の可愛さや、自分の好きを信じて着るのが一番だと思います。とっておきの1枚を探す楽しみもあるし、ロゴTならではの洒落感ってあるから、躊躇せずに着てください。ちなみに私は全然気にせず着られる派」(百々さん)
Q. 百々さんならTシャツとラグジュアリー、どうMIXしますか?
A. あえてのカラーTシャツを着て、
上質な黒の小物でコーディネート全体を締める!
さり気ないラグジュアリーが好き

Tシャツ¥8,800、パンツ¥39,600(共にオーラリー)、ピアス¥66,000、ネックレス¥61,600(共にソフィー ブハイ/エスケーパーズオンライン)、リング¥27,500(ボーニー/エドストローム オフィス)、バッグ¥146,300、ローファー¥132,000(共にピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)
「いかにもっていうラグジュアリーよりも、上質なベーシックをさり気なく身に着けたいなって思います。だから、一番使える黒の小物をいいものに。コーデの引き締め役にもなってくれるし、どんなコーディネートにも合うからベスト。Tシャツはあえてのカラーをセレクトして、シックになり過ぎないようにするのがこだわりです」(百々さん)
百々千晴/キュートな見た目と飾らない人柄が人気のスタイリスト。「THE SHISHIKUI」のブランドディレクターとしても活躍。YouTube『DODOTUBE』にも注目が集まる。Tシャツを自身のユニフォームとしていて、セレクトにもこだわりが強い。
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photograph:SAKI OMI[io](model),MAYA KAJITA[e7](still) / styling:CHIHARU DODO / hair:shuco[3rd] / make-up:nagisa[W] / model:RENA TAKESHITA
otona MUSE 2023年7月号より