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オトナミューズ編集部

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「自分をカッコイイと思いながら死んでいく生き方にしたい」注目ブランド「MIKAGE SHIN」とは?

ファッション業界のゲームチェンジャー的存在へ

24AWのコレクションのテーマは「ゲームチェンジャー」。 デザイナー自身のムードだけではなく世相も敏感に感じ取り、そのときの社会に必要な服を届けていく。

 

「もともとゲームチェンジャーはスポーツで試合の流れを一気に変えた革命的なプレイヤーに対して使われていた言葉なんですが、 昨今だとITベンチャーを指したり、ビジネスマンにも使われるようになっていて、その言葉の変遷や先駆者のような響きが面白いなとずっと頭の中に残っていました。MIKAGE SHINというブランドは ジェンダーレスをずっと掲げてきて、ようやくたくさんのメンズの方にも着て頂けるようになり、ジェンダーレスブランドとして浸透してきたのですが、洋服を置いてくださるセレクトショップのバイヤーさんには、結局ウィメンズとメンズどっちに商品を置いたらいいのと聞かれることが多くて。ブランドのポジションがこの業界においてずっと浮いてるような感じなんです。ジェンダーレスファッションっていう言葉が浸透してきていても、フラットに性別を織りまぜながら発表してるブランドは少なくて、MIKAGE SHINが、ゲームチェンジャーとまで言うのはちょっと僭越ですけど、ある種特異で異質な存在だよなっていうのをずっと感じていて。じゃあそれを逆手にとって、私たちならではの表現をできたらと思いこのテーマに設定しました」

MIKAGE SHIN

京都の職人によって独自開発された、世界初の生地デニムボンディングオパールを使用したオリジナルデニム。全ての工程を一人の職人が手作業で行うため、完成までに時間を要する大変希少な生地を使っている。デニム¥66,000 (MIKAGE SHIN)

「ブランドのコレクションを作るときに、 自分のなかでそのとき気になるワードや作品からインスピレーションを受けることも多いのですが、世相や社会のムード、時事なども気にしながら作っています。今このタイミングで作る必要性が本当にある服なのか、時代性も加味していますね。今季のテーマは、AIテクノロジーやデジタル化がどんどん進み、多方面で革命が起きて、ビジネスや社会面もかなりゲームチェンジなテクノロジーの発達が進んでいる今の時代にぴったりだと思いました」

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photograph:KAORI IMAKIIRE text:KOTOMI TAKAHASHI

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オトナミューズ編集部

37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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