ハイク、シンゾーン、ムーンスターetc.
メンズアイテムが主役!
洒落見えを叶えてくれる4アイテム
メンズ(もしくはユニセックス)を着る、という選択。そこには“こなれ感”や“大人の余裕”を手軽に演出でき、おしゃれの可能性を広げてくれる嬉しいメリットが。ミューズ目線でピックアップした厳選4アイテムをベースに、春も積極的にジェンダーレス志向で。
01 THE SHINZONEのチノパン
ワークウェアの王道を
キレイ色でミューズらしく装う
その昔、英仏軍のユニフォームに使われた生地“チノクロス”からできたチノパン。汚れが目立たないようアースカラーに染められたのだそうで、作業着ライクな無骨さが持ち味です。スタンダードなアイテムだけに、基本に忠実なメンズものがやはり説得力あり。あえて鮮やかなカラーをぶつけ、キャッチーなムードを添えるといい感じ。
02 HYKEのステンカラーコート
メンズたる由縁を生かした
1枚でキマる定番アウター
装飾少なめでシンプルかつクリーンに仕上げているぶん、シルエットにこだわるのがメンズやユニセックスの特徴。それを大いに堪能できるのが定番的存在のステンカラーコート。こんなふうに前を閉めてドレスコートのように着る。そのさじ加減が何とも素敵なのです。中は至ってシンプルなものを。女っぽく黒タイツにブーツもあり。
03 MOONSTARのスニーカー
熟練の手仕事が生み出す
“温故知新”のロングセラー
手掛けているのは、福岡・久留米の老舗シューズメーカー。長きにわたってその形を変えることなく愛され続けるモデル「LOWBASKET」は、オーソドックスなデザインにワントーンがヌケ感作りやハズしにぴったり。ローテクスニーカーは、ハイテクのような重さがないぶん、普段よりサイズアップして足元にボリュームを出すと好バランス。
04 UNION LAUNCHの紺ブレ
分かりやすいメンズ感で
着こなしに説得力を
ウィメンズに比べ、余計なディテールが削ぎ落とされ、あっさりした印象のメンズジャケット。その“引き”のスタンスを取り入れることで、大人の余裕を感じさせる着こなしに。こちらのブレザーは、メイドインジャパンの本物作りを掲げる「ユニオンランチ」のもの。トラッドベースでありながら、どんな服にも合わせやすい万能さです。
いかがでしたか? メンズアイテムのサイズ感やストイックなデザインを生かした春コーデを楽しんでみてくださいね♡
photograph:SHOHEI KANAYA(model),MAYA KAJITA[e7](still) / hair & make-up:TOMOKO OKADA[TRON]
/ styling:KAORI HIGUCHI[KIND] / model:RENA TAKESHITA / text:NAO MANITA[BIEI]
otonaMUSE 2022年4月号より