【オーラリーにエイチ ビューティー&ユース】コートを脱いだ時に活躍する【春も着られるジャケット5選】
寒い季節でも、例えば室内でふとした瞬間にコートを脱ぐことは誰しもあるはず。そんなときにもおしゃれな洋服に身をまとってこそオトナ世代たるもの。今手に入れてコートのなかだけじゃなく、春の訪れや「あれなんか今日あったかいかも?」なんて日にもってこい。そんなジャケットを人気スタイリスト百々千晴さんに選んでもらったので、参考にしてみてください。モデル佐藤栞里さんが着こなすコーデのサンプルも必見!
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その❶ AURALEE(オーラリー)
「オーラリーはジャケットに限らず、オーセンティックなアイテムを“なんか今っぽく”仕上げてくるのが天才的にうまい。このツイードジャケットも、クラシカルなルックスでいて、ちょっとした気のきかせ方を、しまくってくれているんだよね。自分になじませて気負いなく着こなせるから、それが野暮ったくならずおしゃれに見える。ちなみに、アルパカ混なので軽くて暖かい着心地も◎。大胆に胸元をあけてセンシュアルに着こなしたデニムオンデニムの足元は、話題のスニーカー、プーマのパレルモで旬度を加速」
その❷ H BEAUTY&YOUTH(エイチ ビューティー&ユース)
「この冬は、レザーの質感がまた気分。買ったばかりのころはテカっている革が、着込んでいくと光沢が薄れてどんどんなじんでくる、その感じが好きだから、長く着られるものを買いたい派です。シープレザーを使用したこのジャケットは、肩を落としたリラックスシルエット。王道のTシャツ&デニムの着こなしが一気にフレッシュに。スエットとかを合わせてもおしゃれだと思う」
その❸ MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)
「私、オーセンティックで職人気質なブランドが好きなんです。マーガレット・ハウエルはまさにそんな存在。手織りのハリスツイードから英国トラッドの息吹を感じつつも、どこかリラックスしたナチュラルなムードが魅力のジャケットは、トレンド問わず長く使える。洗練された色やレイヤリングで、軽やかでモダンな女性らしさをかおらせて」
その❹ Plage(プラージュ)
「普遍的なテーラードを、今の気分でスタイリングできるよう、着丈長めのオーバーサイズで作ったというジャケットは、コート感覚でも使えちゃうなと思った一着。余裕のある丈感に対し、肩幅は比較的ジャストで作られているから、女性らしい美しさがある印象。少しふくらみのあるぎゅっと密度が詰まったグレーの生地、裏地もしっかりあって、こういうジャケットはすごく好き。Tシャツにデニムでもいいんだけど、グレーとベージュを組み合わせて面白く。引きずるくらい長い丈のオールインワンがポイント!」
その❺ MAISON et VOYAGE(メゾン エ ヴォヤージュ)
「スエードジャケットが欲しくて探していたら、まさかのメンズで発見。トゥモローランドが手がけるメゾン エ ヴォヤージュは、ちょっと女子が拝借して着たくなるおしゃれで粋なアイテムの宝庫。メンズブランドなのでテーラリングも綺麗だし、一枚仕立てで軽くしなやか。サイジングもちょうどいい。明るいスエードの色が可愛いので、同系色のシャツにショートニットでレイヤリング」
photograph:KEITA GOTO[W](model), MAYA KAJITA[e7](still) stylist:CHIHARU DODO hair:KAZUHIRO NAKA
make-up:MASAYO TSUDA[mod’s hair] model:SHIORI SATO
otona MUSE 2024年11月号より