
ブシュロンのアイコンコレクションがディスプレイされているブティック1階。パリ万国博覧会の展示ケースからインスピレーションを得たショーケースは、メゾンの歴史やヘリテイジに敬意を表現。

ショーケースの中には、日本人アーティストのMiyouki Nakajima(中島みゆき)氏によるオブジェがディスプレイ。竹、ハス、シダといった自然の造形物を、シルク、鉱物、金属粉を用いて表現した彫刻作品。

日本の自然と四季を感じさせるオブジェの中に、ブシュロンのアートのようなジュエリーがディスプレイされている様は、美術館のよう!

1860年に制作された葡萄の花をモチーフにしたマルチウェアジュエリー。当時ハイジュエリーではあまり用いられることのなかったこの植物を題材に選んだことは、創業者フレデリック・ブシュロンがあらゆる形態の自然に対する愛着を持っていたことを証明するもの。

こちらは1500年代にカラーエナメルと貴石で制作された鳥のブローチ。

照明は1895年に創業されたフランスのファミリーメゾン、Delislドリル)社のシャンデリア。パリ・ヴァンドーム広場本店の荘厳なシャンデリアを彷彿とさるデザインは、銀座本店のために作られたもの。

1階をさらに奥に進んでいくと、植物が描かれた壁面とカラーグラデーションガラスのミラーが出現。

1階の最奥にあるショーケースは、フランスのアトリエ、Maison Pouenat(メゾン・プエナ)が手掛けたもの。金箔で覆われた異なる質感の真鍮を寄木細工のように組み合わせた放射状のデザインは、アート作品そのもの。