「役に立たないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない」ウィリアム・モリスの美学に迫る
![2024年3月号オトナミューズ、ウィリアム・モリスのテキスタイル「いちご泥棒」柄](https://otonamuse.jp/wp/wp-content/uploads/2024/01/600dpi-william-960x636.jpg)
愛され続けるウィリアム・モリスの世界
イギリスのテキスタイルデザイナーで「モダンデザインの父」と称れている、ウィリアム・モリス。彼が生み出した数々のアートのようなデザイン、自身が内装を手掛けたレッドハウスなど、世界中で愛され続けているモリスワールドの魅力をたっぷりご紹介します。
「モダンデザインの父」と称される
ウィリアム・モリス
19世紀に活躍したテキスタイルデザイナー。また、詩人、小説家、翻訳家、思想家としても有名。多方面で精力的に活動し、それぞれの分野で大きな業績を挙げ、近代デザイン史上に大きな影響を与えました。手仕事を重んじながら制作したデザインは1世紀以上を経た今日でも新鮮さを失わず、世界中で根強いファンに愛され続けています。
時代を超える
テキスタイルの誕生
自然の樹木や草花をモチーフとしたテキスタイルデザインはあまりにも有名。天然の染料を使用し、手工芸によって生み出された絵画のような絵柄はどれも美しく、現在もそれを超えるものが見当たらないともいわれています。家具や壁紙、カーペット、タペストリーなど、インテリアの彩りとして使用され、今もなお幅広い層から人気!
photograph:ISEKI , AFLO
otona MUSE 2024年3月号より
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。