LIFESTYLE

THU.05.19
2022

フリーランスディレクター
田上陽子の北海道移住ライフ
Vol.4
「いよいよ野菜も始めます!」

元セルヴォークのディレクターとして、オトナミューズ誌面をはじめ、数多くのメディアにも出演し活躍していた、フリーランスディレクターの田上陽子さん。ワイナリーを営むパートナーとの結婚を機に、今年から本格的に北海道へ移住した田上さんの北海道ライフを連載でお届けする本連載。4回目は、ずっとやってみたかったという野菜栽培について、お話してくれました。

体力勝負の農作業も
収穫を思うと頑張れる!

北海道に来てやりたかったこと、それは野菜栽培。ワイン用の葡萄とは別に、野菜やハーブ、ベリーなどの栽培も始めることに。自分で育てた採れたての野菜を食べられるなんて、絶対に美味しいし、からだが喜ぶし、その感動を味わってみたくて。

これまでは化粧品を通じて美容の仕事をしてきたけれど、さらに本質的な美容を追求していきたいなと思っていました。それはもちろん表面的なものだけでなく、からだの内側からの美しさ、すなわち、食べることやシンプルでナチュラルな生活そのもの。まだまだ試行錯誤中ですが、その流れで野菜栽培にも挑戦することに。

実際の農作業はというと、もちろん体力仕事。何を運ぶにもいちいち重かったり、ずっと同じ姿勢で体がガチガチになったり……。これまで使ってこなかった体をフル稼働し、自分のへなちょこさに直面させられながら、どんどんたくましくなっていく予感です(笑)。

今年はビニールハウス2棟と、路地栽培も併せてやってみることに。まずはビニールハウスにビニールを張る作業から。想像したこともなかったけど、50mもある重たいビニールを張るのは一苦労。私の力では及ばず、男手に頼りきりでした。そして、土に堆肥と石灰を撒いて、トラクターで土を耕し整えていくと、次第にふかふかの土に! その土で畝を作り、マルチと呼ばれるビニールを張って、ようやく苗を植える準備です。

真っ白になりながら石灰撒き。

左:苦労してビニールを張ったハウス2棟。右:苗植えの準備ができた畑。

いよいよミニトマトの苗植えからスタート。北海道といえばの「アイコ」を。今年は赤色の他に黄色のアイコも植えてみます。これでトマトジュースを作って販売するので楽しみにしていて下さい! 去年も作ったのですが、とっても甘くて美味しいんです。

他にはジャガイモ、とうもろこし、ビーツなどを。難しいと言われているメロンにも挑戦してみます。初めてのことだらけで上手くいかないこともあるかもしれませんが、まずは野菜たちと向き合いながら頑張ってみます!

左:トマトの苗植え。右:ジャガイモの種芋。

じゃがいもを植えている様子。東京から遊びに来てくれた友人が手伝ってくれました。

一足先に収穫を開始する
みずみずしいアスパラガス

一方、5月もGWを過ぎると、路地で栽培しているアスパラガスの収穫が始まりました! このアスパラガス畑は夫が2017年に作ったもので、毎年雪が解けると芽を出し、すくすくと育っていきます。一日に育つスピードも早くて、目を離していると伸びすぎてしまうこともしばしば。余計な肥料などは一切与えず、2年に一度堆肥を与えるだけで、あとは自然の力だけで育っていきます。だから、育てているというよりは、まさに自然の恵みを頂いているという感覚ですね。細いものは収穫せずに残すことで、地下茎を太く育て、翌年以降に太いアスパラガスができるようにしていきます。採れたてはとってもみずみずしくて、そのまま生でかじっても甘くて美味しい! これまでのアスパラガスのイメージを一新させられました。

野生の山菜から始まり、春野菜が毎年の楽しみになりそうです。

左:採れたての新鮮なアスパラガス。美しい! 右上:ぐんぐん成長するので目が離せません。右下:アスパラガズのポタージュ。贅沢な味わいです。

Profile
たがみ ようこ/PR会社でオーガニックコスメなどを中心としたPRを経験後、スキンケアブランド「F organics(エッフェ オーガニック)」、人気コスメブランド「Celvoke(セルヴォーク)」を立ち上げ、ディレクターに。現在はフリーランスディレクターとして、ジュエリーブランド「ENEY(エネイ)」を手掛けると共に、パートナーの営むワイナリーでワイン造りに奮闘中。

ENEY

text:YOKO TAGAMI

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