LIFESTYLE

食べてスッキリ、キレイに♡
腸活ごはんレシピ
【豚肉とごぼうの甘酢煮&
チンゲン菜のキムチ炒め】

腸は食べものの消化、吸収、排泄を担うだけでなく、からだ全体の60%以上の免疫細胞が集中する健康と美の要なんです。しかも善玉菌や悪玉菌など、健康を左右する腸内細菌の状態は、生活習慣と直結。発酵食品など、腸にきく食材を積極的に摂ることで、冷え、肌荒れ、肥満などを改善することも可能に。腸が喜ぶ食事を意識し、からだの内側から輝く美しさを手に入れましょう。
【塩麹のカポナータ風&たたき長いものチーズ焼き】レシピ

【主菜】
豚肉とごぼうの甘酢煮

ごぼうはゆでると味が入りやすくなり、驚くほど柔らか! 甘酒×塩麹のダブル使いで、ごはんがすすむ甘辛味に。 材料(2〜3人分) 豚肩ロースかたまり肉……300g ごぼう……200g A しょうがの薄切り……小1かけ分 赤唐辛子……1本 水……1/2〜1カップ サラダ油……大さじ1/2 B 甘酒(ストレートタイプ)……1/2カップ 塩麹……大さじ2〜3 作り方 1. 豚肉は厚さ1.5㎝のひと口大に切る。ごぼうは皮をこそげて水でさっと洗い、長さ4〜5㎝に切る。 2. 鍋にごぼうを入れて水をかぶるまで注ぎ、中火で熱する。煮立ってきたら、ふたをして弱火にし、10分ほどゆでる。ざるに上げ、水気をきる。 3. フライパンにサラダ油を強火で熱し、豚肉を入れて両面がこんがりと色づくまで焼く。余分な脂をペーパータオルで除き、2を加えてさっと炒める。Aを加えて煮立ってきたら、Bを加えてふたをし、弱火にして20分ほど煮る。

【腸活食材!】「塩麹の“麹菌”が作り出す酵素の力によって、食べものを効率よく分解することが可能! 消化・吸収がスムーズになり、胃腸の負担をぐっと軽減できます。また水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく含んだごぼうは、デトックス作用が強く、腸活に最適。善玉菌を増やす甘酒は、下痢やおなかのハリにもききます」(腸活アドバイザー・小林晴佳さん)

【副菜】
チンゲン菜のキムチ炒め

チンゲン菜は大きく切って抜群の食べごたえに。根元は塩をふって蒸すと、火が通りやすくなって色も鮮やかです。 材料(2〜3人分) チンゲン菜……2株(約300g) 白菜キムチ……100g サラダ油……大さじ1 塩……少々 しょうゆ……小さじ1 白いりごま……少々 作り方 1. チンゲン菜は長さを半分に切る。根元は縦半分に切り、1切れずつ縦3等分に切る。キムチは1㎝幅に切る。 2. フライパンにサラダ油を強火で熱し、チンゲン菜の根元を入れてさっと炒める。塩をふって水大さじ3を加え、ふたをして2分ほど蒸し煮にする。 3. 2に残りのチンゲン菜を加え、さっと炒める。キムチを加えて炒め合わせ、しょうゆをふり入れる。器に盛り、白ごまを散らす。

【腸活食材!】「発酵食品のキムチは、善玉菌である乳酸菌の宝庫で食物繊維もたっぷり! 腸内をキレイに掃除して整える働きがあり、免疫力の向上にも有効です」(腸活アドバイザー・小林晴佳さん)

腸活アドバイザー・小林晴佳さん
アパレルブランドの販売、プレスを経て、2013年からフリーランスPRに転向。さまざまなブランドのPRとして活躍する傍ら、腸活アドバイザーとしても活動中。

いかがでしたか? 次回は腸活食材、甘酒、ナンプラー、酢、オリゴ糖を使った夏野菜レシピをご紹介します。

cooking:EIKO OHBA / photograph:YASUO NAGUMO / styling:YOKO IKEMIZU / text:HIROKO NAKADA

otonaMUSE 2022年7月号より

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