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楽しすぎる♡そば打ち体験型貸し切り宿泊施設「そばハウス安曇野」に行ってきました【前編】

そばハウス安曇野HPはコチラ
長野県、安曇野市。穂高駅からほど近くに今年オープンした「そばハウス安曇野」。天然温泉が楽しめ、今トレンドのサウナまであり、更にそば打ちや松本の民藝体験までできちゃう一棟貸しの宿なんです。なかなか海外旅行もしにくいご時世……旅好きなミューズ世代の皆様にぴったりですよね。実はこちらは、松本市出身のphotographerMARCOさん夫妻のプロデュース。完成前から話を伺っていたこともあって、ずっと遊びに行ける日を楽しみにしていました! 東京から安曇野までは車で順調に行けば、3~4時間(電車の場合は8:00新宿駅発、特急あずさ5号に乗れば穂高駅に11:00には到着、穂高駅からは送迎あり)。安曇野インターを降りて、20分くらいの山間に、宿はあります。 夏休み中ということもあり高速道路の渋滞で、私たちは都内を8時半に出発し、途中休憩を挟んだりして14時半くらいに到着。日中でもさすがに木陰に入れば涼しく、高原の爽やかな空気で一気に気分が高まります。 到着するとすぐに冷たいハーブティーとそば羊羹を出していただき(最高♡)、小休止。その後、さっそくそば打ち体験のスタートです。

玄関入ってすぐには、大きなそば打ち用のこね鉢がディスプレイ。期待が高まります!
館内にはMARCOさんの作品を掛け軸にしたものなど、アート作品が所々に。

古民家の躯体は生かし、全面的にリフォームした室内。落ち着いたムードで吹き抜けになっていて、とても広々。奥にはテラスがあり、新緑を眺めながら珍しい地ビールをいただいたりできちゃいます!

部屋は2階に2室、1階に1室。最高12名まで宿泊できるので、仲良しファミリーや親せきとの旅などに。コロナ禍もあって、一棟貸し切りは嬉しいですよね。子どもも気兼ねなく大騒ぎできます。

そば打ちはMARCOさんの夫で調理担当かつそば職人でもある“やっちゃん”が指導してくれます。まずは未経験者のために、プロジェクターを使い、そばの歴史やそばの特徴などの説明からスタート。クイズなどもあり、子どもたちも楽しくそば豆知識を身に着けられます。うどん派だった友人も、そばの栄養価の高さを知り、すっかりそば派に! ひと通りそばに詳しくなったところでエプロンを着け、大人は1人1つのこね鉢を使い、1人当たり約3人分のそば打ちが始まります。作るそばは、そば粉100%の十割そば。そばは「挽きたて、打ち立て、茹で立て」が一番おいしいとされているそうで、ここで打つそばが夕食となります。責任重大!!!

子どもたちも挑戦可能。過程で色々あったとしても、やっちゃんが最後は何とかしてくれます!(笑)

[左上]水まわし/ふるったそば粉に水を入れ、全体になじませる作業。これが結構難しい。
[右上]練り/水まわしの後、まとまってきたら滑らかにツヤが出るまでひとまとめに整えていきます。
[左下]のし/生地が均一の厚みになるまで伸ばします。目標は1.6mm!
[右下]切り/大きなそば切り包丁を使って、リズミカルに同じ太さに切っていきます。

ここから、好きな包丁と、麺棒を選べます。こんな風にそば打ちの全ての工程を体験させてもらえるのって、他ではなかなかないはず。ちなみに男性の方がハマりやすいそうです(笑)。

そば打ちは全工程で1~2時間。所要時間には個人差が結構あるとのこと。私は水まわしの過程が一番難しく感じました。うっかりスコーンを作る感覚で、細かくまとまった生地をギュギュっと押しつぶしてしまって……失敗。しかし、やっちゃんが優しくフォローしてくれました。勘の鈍い私でも無事にそばになったので、心配しないでトライしてくださいね。特に子どもは途中飽きるかなと思ったのですが、みんな集中して最後まで頑張っていたのが印象的でした。口に入れるものを作る過程を知るのは、食育にもつながりますし、本当にオススメです! やっちゃん曰く「結果、太くなってしまってもよく噛んで食べるので、そばの香りをより感じるし、細くできればスルッとしたのど越しを楽しめるし、失敗はありません」とのこと。子どもは特に、太い方が好きという子もいましたし、みんなで食べる手打ちそばは大満足のおいしさでした!

[左]やっちゃん作。美しい。言うことなし。
[右]子どもと私作。太さ揃えるのって、難しい。

そば打ちのあとは、お風呂に入ったり休憩して、リクエストの時間で夕飯となりますが、長くなってきたので夕飯からは<後編>に!

otona MUSE K

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