【楽しておいしい毎日ごはん】
夏野菜でさっぱりヘルシーに!
『蒸し鶏の生春巻き』と『トマトスープ』

今日の一品
『蒸し鶏の生春巻き』
「生春巻きの皮は水に浸し過ぎると巻きにくくなるので、さっとくぐらせるだけで十分!」飛田和緒先生
材料(6本分)
作り方
①ささ身に火を通す
ささ身は軽く塩をふり、小さめのフライパン(または鍋)に並べて入れる。酒をふって水適量(約1カップ)をかぶるくらいまで注ぎ、中火で熱する。煮立ってきたらふたをして火を止め、そのまま粗熱にを取る。ささ身は食べやすい大きさに裂き、ゆで汁は約1カップを残しておく(※ゆで汁は下記、副菜のトマトスープで使用)。★ささ身は余熱で火を通すことで、しっとりと柔らかな食感に。ささ身の代わりに豚しゃぶしゃぶ肉やえび、ハムで作っても美味。
②野菜を切る
きゅうりはせん切りにし、パクチーは長さ5cmに切る。青じそは縦半分にちぎり、レタスは食べやすい大きさにちぎる。Aは混ぜ合わせる。★生春巻きの皮が野菜の水分でベチャッと柔らかくならないように、あればサラダスピナーなどで野菜の水気をしっかりときっておくと◎。
生春巻きの皮1枚をさっと水にくぐらせ、まな板に置く。真ん中よりもやや手前にレタス、きゅうり、パクチー、ささ身の順で1/6量ずつ横長にのせ、奥側の皮の縁の近くに青じそ2切れを横長に並べてのせる。手前から巻いて左右を折りたたみ、きつめに巻く。残りも同様に作る。好みで半分に切って器に盛り、Aをつけて食べる。★青じそを少し離してのせると、巻いたときに皮から透けて見え、美しい仕上がりに。巻き終わったら、皮がふやける前にすぐ食べて。
素材ひとつの副菜
『トマトスープ』
ささ身のゆで汁をスープに活用! 旨みを生かせば、スープの素などを使わずに、滋味深いおいしさに。
材料(2人分)
作り方
教えてくれたのは…飛田和緒先生
料理家。シンプルで家庭的なおいしさに、独自のアイデアをプラスした料理が大好評。ひと口食べるとほっと癒される、人柄が伝わるレシピにファンが多い。
cooking:KAZUO HIDA / photograph:MIYUKI FUKUO / styling:KANAKO SASAKI / text:HIROKO NAKADA