新米編集Oのおやつ買い出し日記
vol.13「Grenoble」のマカロンダミアン

私、新米編集Oは毎日先輩方の背中を追いかけ一人前になるべく奮闘中。そんな私の息抜きは、美味しいおやつです。仕事であちこち駆け回るのをいいことに、「今日は近くに気になっていたパン屋が！」「あそこのランチに間に合うかも！」と、常に食べものへの野心を燃やし続けています。そんな毎日で見つけたお気に入りをちょこっとご紹介。

この分厚さに、このきつね色。焼き菓子に目がない私ですが、こんな分厚いものは初めてみました。これは試さない訳にはいきません。流石に固いのではないかと心の準備をして噛みついたところ…。なんとむっちり食感！ 想像を裏切られたその食感に一瞬でトリコに。一度食べたら絶対クセになる、とっておきのおやつです。

マカロンダミアンって、フランスの伝統菓子でマカロンの一種だそう。確かに食感は私たちがよく知っているマカロンに近いのかも。外側はサクッと香ばしく、内側はみっちりむっちり。１つで2つの食感を楽しめるハイブリットおやつです。生地は小麦粉をつかっておらず、アーモンドプードルだけで作っているそうです。そのおかげか、アーモンドの風味が噛めば噛むほど染み渡る。素材そのもの甘さを活かした素朴な味わいもちょうどよいんです。イメージでいうと、タルトの生地の部分をそのままいただいちゃってるかんじ。決して主役ではないけどタルトの縁の下の力持ちだったあいつがついに主役に踊りでた！ という気持ちです。私はもともとタルトはフルーツの種類よりもまずは生地が勝負派の人間なので、タルト生地にそのままかじりついている気分で、ただただ幸せ。 とにかく一度食べてみて！ 他で食べたいなと思っても、同じものが見つからない。ここでしか手に入らないとっておきのおやつです。表参道のCIBONEに入荷しているので、私はいつもそこで手に入れています。表参道付近でちょっとした手土産を探しているときにもオススメの穴場おやつスポットです。