【楽しておいしい毎日ごはん】
寒い日はスープで温ったまろ〜
『手羽元、せり、豆もやしのスープ』と
『小松菜の簡単キムチ風』レシピ
今月の一品は
『手羽元、せり、豆もやしのスープ』
「鶏肉はしっかり煮ることで旨みが引き出され、骨からの身離れもよくなる!」大庭英子先生
材料(2〜3人分)
鶏手羽元・・6本(約400g)
豆もやし・・1袋(約200g)
せり・・1束
A
にんにく・・1かけ
しょうがの薄切り・・小1かけ分
しょうがの皮・・小1かけ分
赤唐辛子・・1本
酒・・大さじ3
塩・・小さじ1
こしょう・・少々
ごま油・・大さじ2/3
温かいごはん・・好みで適量
①煮る
手羽元は室温に30分〜1時間おく。鍋に手羽元、水5カップを入れて中火で熱し、煮立ってきたら弱火にしてアクを除く。Aを加えてふたをし、20〜30分煮る。★煮立ったら鶏肉のアクをキレイに除いて。雑味のないスッキリとしたおいしさに!
②切る
豆もやしはさっと洗って水気を切り、せりは長さ3cmに切る。★手羽元を煮ている間に野菜を準備しておくと、調理を効率よく進められる。野菜は仕上げに加え、食感を残すと◎。
③仕上げる
①を中火にし、豆もやしを加えて混ぜる。再度ふたをして、しんなりとするまで3分ほど煮る。せりを加えて混ぜ、こしょう、ごま油を加えて火を止める。器に盛り、好みでごはんを添える。★豆もやしは、歯ごたえが残る程度に煮ればOK。せりは火を通しすぎないように注意して。茎から入れるのもコツ。
素材ひとつの副菜
『小松菜の簡単キムチ風』
小松菜はゆでずに、熱湯をかけることがポイント! シャキシャキ感を残しつつ、漬け込んだような味わいに。
教えてくれたのは、大庭英子先生
料理研究家。手軽で美味しい家庭料理の名手。ゴッドハンドを持っているとまことしやかに言われている。近著は『家の和食はシンプルでいい』(学研プラス刊)。
cooking:EIKO OHBA / photograph:KEIICHIRO MURAGUCHI / styling:MARIKO NAKAZATO / text:HIROKO NAKADA
otonaMUSE 2022年12月号より