LIFESTYLE

SAT.11.12
2022

韓国好きエディター杉山ゆりの
KTALK♡】Vol.4
ついに🇰🇷観光再開! 最初の楽しみは
ホテル選びから〜前編〜

L‘ESCAPE HOTEL

今年8月から期間限定で許可されてきた韓国へのビザなし渡航が、ついに111日付けで無期限となりました! 暫定的に試験運用されてきた電子渡航認証システム“KETA”が本格導入され、90日以内の観光目的なら搭乗72時間前までのオンライン登録で誰もが行けるように。煩わしいビザ手続きがなくなり、晴れて、ほぼほぼコロナ前と同じように気軽に、自由に、渡韓できるようになったわけです。ということで、今年の冬休み、来年の春休み、いや週末にサクッと23日……と、これから韓国旅行を予定される方も多いのではないでしょうか。

私は遅めの夏休み⁉︎ということにかこつけて、9月、そして10月、2ヶ月連続で行ってまいりました^ ^ ので、これから数回に分けてその渡韓レポートをお届けしたいなと思っています。
まずは旅の重要タスク“ホテル選び”からスタートです!

ソウルギャラリア百貨店

ソウル・清潭洞、ギャラリア百貨店前

ソウル行きのエアチケットを取ったら、もう気持ちは韓国へw 本格スイッチが入ったところで、すかさずホテル選びです。そう、ホテル選びが、旅のはじまり。ホテルは帰って寝るだけだから「立地と値段に見合うものがあればそれでOK」という意見もありますが、私は昔からホテルステイも楽しみの一つで、アレコレ妄想しながら検索し続けるホテル探しの時間がすごくワクワクするし、大好きです♡ 目的に即した立地、一日の終わりに心ほどかれる快適さ、清潔さ、設備の充実度、そしてスタッフの方々のホスピタリティ……、はっきり言って「旅はホテルで決まる」と思っています。
なので、今回は少し長めの滞在だし、なんといっても一人だし、ここぞとばかりに気になっていたホテルをワガママに(⁉︎)試してみることにしました。とにかく非日常を楽しむことこそがホテルライフの醍醐味なので、たとえ一泊での引越しも全くもって苦になりません(笑)。

ソウルなのにリゾート気分⁉︎
ホテル時間をしっかり堪能したい
ホカンス派ならここ!
Mondrian Seoul Itaewon

Mondrian Seoul Itaewon

20208月にオープンした『Mondrian Seoul Itaewon

初日からの数日間は梨泰院のアンティーク家具通りと龍山基地に隣接する『Mondrian Seoul Itaewon(モンドリアン ソウル イテウォン)』にチェックイン。周辺には各国の大使館が立ち並ぶ梨泰院でも閑静な場所に位置し、南北を隔てる漢江からも程近いので、タクシーやバス利用であれば東大門や明洞のある北側にも、カロスキルや狎鴎亭などのあるいわゆる江南へもアクセスしやすい立地です。※駅歩12分強、しかも坂道アリなので地下鉄移動メインの方にとっては、かなりいいウォーキングコースにww

モンドリアンはコロナ禍の20208月にオープンしたホテルで、その前身はキャピタルホテル。ゆえに広大な規模を誇り、300近い客室に、3つのレストランとカフェ、ルーフトップBAR、屋内・外プール、フィットネスジム、サウナ、地下には人気ブックストア『ACRNBOOK』や老舗ベーカリーの『太極堂』、そして韓国のコンビニ『GS』まで有する、5つ星の大型ホテルとなっています。デザインを手がけたのは国際的な賞を数多く受賞しているシンガポールのデザイン会社“Asylumh(アサイラム)”。エントランスから広がるラウンジはヒップな雰囲気を放ち、廊下やレセプションスペースなど随所に新進気鋭アーティストの作品が展示されています。異文化がユニークに混ざり合う梨泰院という土地柄を踏まえてか、館内は多様性にあふれ、いい意味でカオス、なんとも刺激的! そしてなんといっても目を見張ったのが、5Fにある屋外プール! プールの壁面がスケルトンになっていて、まさかの“水中、丸見えスタイル”なのです!!! これはもう筋肉ムキムキ男子とか、攻め水着を着た女子とか、スタイルに自信ありのイケイケ・インスタグラマー以外入っちゃダメなやつ!? でも、私が訪れた9月頭はまだ夏季営業中だったので、話題作りのためにもしっかり入水してきましたよ。一人だったので、おもしろ水中写真はないけれども(笑)。

Mondrian Seoul Itaewon

夏はインスタグラマーたちが競演⁉︎ 奇想天外なスケルトンプール

Mondrian Seoul Itaewon

エントランス脇の広々としたラウンジ

L‘ESCAPE HOTEL

ラウンジで味わえるケーキ。宇宙をテーマにしたスイーツはビジュアルの可愛さだけじゃなく、味も絶品🪐

L‘ESCAPE HOTEL

仕事終わりのローカル達も多く集う、ルーフトップバー『PRIVILEGE BAR

L‘ESCAPE HOTEL

憩いの空間⁉︎ 1F正面に突如ある植物エリアw ブランコはオブジェ

L‘ESCAPE HOTEL

地下には人気の本屋さん『ARCNBOOK』も

そして肝心の客室は、というと……

パブリックスペースの派手さから一転、今回私が泊まったスーペリアキングの14F角部屋は、コンパクトなサイズながらも高い機能性を備えつつ、温かな木目とシックなグレートーンが組み合わされ、モダンかつ洗練されたとても心地いい空間でした。ベッドサイドの電源ポートもUSBの他、日本のAタイププラグもそのまま差し込めて、スマホも、Wi-Fiルーターも、モバイルバッテリーも同時に充電でき、使い勝手抜群。ラウンジやプールの喧騒から離れ、部屋では静かにゆっくり休むことができました。

Mondrian Seoul Itaewon

スーペリアキングの客室。洗面台の鏡は両面で見れるようになっていて、友だちと同時に朝の支度ができる♡

Mondrian Seoul Itaewon

落ち着ける、洗練されたインテリア。コンパクトながらも使い勝手のよさが魅力。

Mondrian Seoul Itaewon

向かって右がシャワーブース。レインフォールシャワーと可動式シャワーの2種。バスタブはなし。左はトイレ。5つ星ホテルにも関わらず、残念ながらシャワートイレではありません。

私はいつも居心地重視で自宅のように寛げるこじんまり系ホテルを選ぶことが多く(※リピしてるホテルは後編でご紹介)、普段こういう“アゲアゲ感”とは縁遠いのですが、逆に新鮮ですっかり楽しませていただきました。今のソウルを象徴するようなエネルギッシュなバイブスをここモンドリアンでもビシビシと感じ、旅を活気づけてくれるとてもいいスタートになったことは間違いありません。そして少しイケイケムードではあるものの、施設・サービスともに大充実してるのでファミリー向けでもあります。一歩外に出れば、目の前にはセブンイレブンやスタバもあるので。そうそう、日曜日の朝には1Fのカフェで、韓国ドラマでよく観る財閥奥様たちの密談?的な光景もリアルに目にし、ほんとにいろんな角度から楽しませていただきました(笑)。

Mondrian Seoul Itaewon
モンドリアン ソウル 梨泰院
23 Jangmun Ro, Yongsan Gu
04392 Seoul, Korea
📞 +82 2-2076-2000

Mondrian Seoul Itaewon インスタグラム

女子旅なら至るところで写真を撮りたくなる
究極の映えホテル『LESCAPE』へ♡

L‘ESCAPE HOTEL

LESCAPE HOTELの外観。とくにライトアップされた夜のエントランスは、ドリーミーな美しさ。どこか遊園地を彷彿させる⁉︎

こちらはお友だちが泊まったホテルで、私は夕食後、遊びに行っただけなのですが、ホテルに着いた瞬間思わず外国人ばりの「わぁ、お♡」を漏らしてしまった『LESCAPE HOTEL(レスケープ ホテル)』。ライトアップされたファンタジックな外観からもうテンション爆上がりで、エントランス→廊下→エレベーター……と、部屋にたどり着く前にカメラロールが大変なことになってしまうほど、圧倒的な世界観が続きます。

L‘ESCAPE HOTEL

1F入って正面のフロントデスク。ただし実際にチェックイン、チェックアウトの手続きを行なうのは7Fのレセプションで。

L‘ESCAPE HOTEL

床とウッドウォールのコンビネーションが圧巻の廊下

L‘ESCAPE HOTEL

7Fのレセプションラウンジ

レスケープ ホテルは韓国財閥の“新世界グループ”が2018年に開業したハイクラスのブティックホテルで、明洞の新世界百貨店すぐ裏に位置し、南大門市場もNソウルタワーも徒歩圏内。市庁も近く、ソウルの中心にありながら完全にそこだけ異世界に。19世紀フランス・パリにおける貴族ソサイエティを着想源とした内装は、刺繍の施された壁紙、重厚な家具、アンティーク調の照明……、見れば見るほど細部にまでこだわりが徹底されています。ただ、レジャー施設やハウススタジオなどロケでいろんなところを見てきた経験上、このテのものって近づいてよ〜く見てみると、実はハリボテ感があったり、素材のチープ感が否めなかったり、残念に思うことも多々。でもここレスケープでは、それがいい意味で見事に裏切られました。それもそのはず。新世界グループの御曹司が総支配人となって指揮を執り、新世界グループの総力をかけ、さまざまな分野における最高のトップクリエイターたちを集結させた、というのですから! その最たるものがまさにこの館のデザインで、シャンゼリゼ通りにあるラデュレをはじめ世界各国のレストランや5つ星ホテルを数多く手がけてきたフランスを代表するインテリアデザイナーの巨匠“ジャック・ガルシア”が、総監修。

L‘ESCAPE HOTELのルームキー

ルームキーもおしゃれすぎ。赤とネイビーの2本セットで渡される

L‘ESCAPE HOTEL アトリエ デラックス キングの客室

アトリエ デラックス キングの客室。色調や壁紙…、部屋によって趣きが異なるので予約時にいろいろ見比べて。

L‘ESCAPE HOTELで見られる、インテリアデザインの巨匠、ジャック・ガルシア氏のセンス

インテリアデザインの巨匠、ジャック・ガルシア氏のセンスが爆発💥 家具や照明も美しいアート。

L‘ESCAPE HOTELのベッド

姫気分で眠りにつける、上質リネンと高級ベッド。

L‘ESCAPE HOTEL

細かなディテールまで完璧な美しさ。どこまでもロマンティックな装飾にあふれてる

L‘ESCAPE HOTEL

広々と優雅な洗面台。ハンドソープなどはイギリス『VA博物館』のビューティグッズを起用。7Fのレセプションラウンジでも購入可。

L‘ESCAPE HOTEL

バスルームにはもちろん、期待を裏切らない憧れの猫脚バスタブ

クラシックで優美なデザインの中に赤やブルーといった強烈な色感を効かせ、その毒々しさがエッジとなり現代っぽさを加え、美しい調和を作り上げています。一方で、豪華絢爛な世界観を具現化ながらもトイレには温水洗浄便座が備えつけられ、施設内にはフィットネスジムやスパも完備。見た目ばかりじゃなく、宿泊客の快適さ、ホテルとしての機能性も大切にし、海外からの観光客だけではなく、国内のリピーターも着実に獲得しているようです。現に私がお邪魔した数時間でも、ガールズナイトを楽しんでいる様子の女のコグループや、彼氏が彼女を撮り続ける微笑ましいカップルなど、いまドキな韓国人宿泊者にたくさん遭遇しました。

L‘ESCAPE HOTEL

7Fレセプションラウンジの奥には、ゆっくりくつろげるライブラリー

L‘ESCAPE HOTEL
L‘ESCAPE HOTEL
L‘ESCAPE HOTEL

まるで映画のワンシーン。四季折々の花が飾られるラグジュアリーな階段

L‘ESCAPE HOTEL

ロイヤルブルーとウッドを基調としたBARは、まさに紳士淑女が集うような雰囲気

L‘ESCAPE HOTEL

趣向を凝らしたカクテルメニューが多数。ビターな甘さが美味しいティラミスのカクテルは、大人のデザート⁉︎

ドラマやMV、ファッション誌の撮影にも使われ、ロケ地巡りの一環として宿泊される方もいるというレスケープ ホテル。レセプションラウンジの奥にあるライブラリー、そしてそこから続く大階段もまた素晴らしく、本当にどこを切り取っても画になります。さらにインテリアのみならず、ここレスケープ ホテルは食にも力を入れているので、ミシュランを獲得しているレストラン『LAmant Secret』や『Palais de Chine』のモダンチャイニーズを楽しみにくる人も数知れず。宿泊せずともドレスアップしてレストランへ行く、そんないつもと違ったソウル旅も叶えてくれそうです。

フランス語の定冠詞“Le“と脱出の“Escape”を組み合わせ、名前のごとく“日常を脱し、甘美な時間”をもたらしてくれる『LESCAPE』。訪れた人を陶酔させ、まさに旅を特別なものにしてくれるホテルです。

LESCAPE HOTEL
レスケープ ホテル
67 Toegye-ro, Jung-gu
04529 Seoul, Korea
📞 82 2-317-4000

LESCAPE HOTEL インスタグラム

今回ご紹介したのはエンターテイメント性の高いホテルと、独創的なコンセプトを楽しむホテル。全く異なるタイプのホテルではありますが、いずれもまたホテル選びの楽しさを広げてくれる出会いとなりました♡ 後編では私がリピしてる“本当は内緒にしておきたい(笑)”オススメのホテルをお届けしたいと思います。

※シャワートイレの有無、電源系統など、客室全てが同じ条件ではないと思うので、ご予約される客室の詳細は直接ホテルへご確認いただくか、予約サイトでチェックしてください。

Editor/Writer 杉山ゆり
雑誌の編集やインタビュー記事のライティングの他、著名人の書籍制作、アパレルブランドなどのカタログディレクションも。韓国カルチャーが大好きで、のらりくらりと韓国語を勉強中。待ち望んでいたBIGBANGがカムバし、今、願うことは日本でのライブ。
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▶︎@yulily0504

Text:YURI SUGIYAMA

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