2022年、ついに韓国の観光再開!最初の楽しみはホテル選びから〜前編〜
レスケープ ホテルは韓国財閥の“新世界グループ”が2018年に開業したハイクラスのブティックホテルで、明洞の新世界百貨店すぐ裏に位置し、南大門市場もNソウルタワーも徒歩圏内。市庁も近く、ソウルの中心にありながら完全にそこだけ異世界に。19世紀フランス・パリにおける貴族ソサイエティを着想源とした内装は、刺繍の施された壁紙、重厚な家具、アンティーク調の照明……、見れば見るほど細部にまでこだわりが徹底されています。ただ、レジャー施設やハウススタジオなどロケでいろんなところを見てきた経験上、このテのものって近づいてよ〜く見てみると、実はハリボテ感があったり、素材のチープ感が否めなかったり、残念に思うことも多々。でもここレスケープでは、それがいい意味で見事に裏切られました。それもそのはず。新世界グループの御曹司が総支配人となって指揮を執り、新世界グループの総力をかけ、さまざまな分野における最高のトップクリエイターたちを集結させた、というのですから! その最たるものがまさにこの館のデザインで、シャンゼリゼ通りにあるラデュレをはじめ世界各国のレストランや5つ星ホテルを数多く手がけてきたフランスを代表するインテリアデザイナーの巨匠“ジャック・ガルシア”が、総監修。