2022年、ついに韓国の観光再開! 最初の楽しみはホテル選びから〜後編〜
韓国好きエディター杉山ゆりの【KーTALK♡】Vol.5
ソウルでのホテル選び〜前編〜では「初めまして♡」のホテル2軒を取り上げましたが、この後編ではわたしが定宿としている大本命をご紹介。本当は内緒にしておきたいところですが…、わたしのようにリピる人も多くてすでに大人気。ということで、今さら勿体ぶっても仕方ないので潔くシェアさせていただきます!
自宅のようにくつろげる!?
『Dears Myeongdong』の
ペントハウスフロア
気になるホテルをいろいろ転々としながらも、旅の最後には「ただいま!」と戻ってしまう『Dears Myeongdong(ディアーズ ミョンドン)』。(もちろん2泊3日であれば、最初から素直にココw)。9月も10月も例外なく最終日の宿泊はこちらで締めくくりました。ただ、コロナ前とは名前が変わっていて、正直チェックインするまではドキドキでした。
ディアーズ ミョンドンという名前に変わる前は『ジェイムス ジョイス コフィテル エリート ソウル(長いww)』、さらにその前は『ダブルAホテル』という名前で、結論からいうと客室内のインテリア、ホスピタリティのよさはほぼ変わっていなかったのでひと安心。大きく変わった点といえば、コロナ禍での働き方、生活スタイルの変化を受けてか、マンスリーマンションのように1カ月を超える長期滞在者向けの貸し出しが行われるようになり、1Fのレセプション奥にはその利用者向けの簡易キッチンがあり、パブリックスペースは全体的に生活感があふれ、その内装も様変わりしていましたが。以前はいわゆるデザインホテルらしい少しエッジのきいた内装だったのに対し、今は白やベージュを基調としたアットホームな雰囲気に。正直にいうと“ちょっとした、おしゃれな寮”といった雰囲気が否めず、個人的には変わる前のほうが好みでしたが、このホテルでは「パブリックスペースを楽しむ」というより「部屋でゆっくりくつろぐ」が主体となるので、全くもって問題なしです。逆にランドリールームがあったりする点は、ありがたい限りでした。
私がここを選ぶのは、第一に立地のよさです! 地下鉄3号線、4号線が乗り入れる忠武路(チュンムロ)駅4番出口から徒歩2分、明洞(ミョンドン)までも10分弱で歩いていける距離。さらに空港行きバスが、ホテルに面した通りの向かい側に停まります。
景福宮や安国駅へは3号線で、地方都市への玄関口であるソウル駅や東大門などは4号線で一本なので、主要観光スポットへのアクセスは抜群。さらに忠武路はもともと映画館や印刷所などのあった場所で、情緒あふれる街並みが残されたエリア。最近ではその古い建物をリノベーションした人気カフェも数多くあり、再注目されています。
そして最大の魅力はコスパのよさ。この立地にして、スイートルームが1泊2万円強で泊まれてしまうのです。ここディアーズ ミョンドンのスイートは、13Fに位置する4室のペントハウス。