歴史ある校舎がラグジュアリーホテルへ。「ザ・ホテル青龍 京都清水」に泊まるべき5つの理由
近年、とくに自立した大人の女性たちの間では、女友だちや彼と少しラグジュアリーな旅を楽しんだり、のんびり夫婦の時間を持ったり、両親に親子旅行をプレゼントしたり……、観光だけが目的でない、共に過ごす時間や空間にプライオリティを置いたホテル選びが注目されています。
旅は、どのエリアにあるどんなホテルに泊まるかで、全く違うものになる。そんなことを改めて感じたのが、今回の「ザ・ホテル青龍 京都清水」への滞在。今まで経験したことのない京都でした。仕事柄、国内外の多くのホテルに滞在してきたエディターTが、実際に泊まって感じた魅力をお伝えします。
【理由1】
「記憶を刻み、未来へつなぐ」がコンセプトの、唯一無二なヘリテージホテル
今、京都では古い建物を取り壊すのではなく有効活用することで、歴史を受け継ぎ、未来へと継承する動きが活性化していますが、「ザ・ホテル青龍 京都清水」も前身は清水小学校(明治2年に下京第二十七番組小学校として開校、昭和8年に現在の場所に移転新築。少子化の影響で2011年に閉校)。築90年近い歴史的価値ある校舎の趣や当時の意匠を生かしながら、現代の息吹を吹き込んで作られています。
実際、こういった日本独自の文化や歴史を感じ取れるホテルは、海外の旅行客にも人気が高いようで、滞在中にも多くの外国人とすれ違いました。館内のそこかしこには、京都ゆかりのアーティストの作品も多く飾られていて、ホテル全体が見て触れられるアートというか、博物館のようなホテルです。
【理由2】
築90年の趣や伝統の意匠をいかしつつ、現代の快適性を追求した客室
教室だった部分を改装した客室は、スイートからスタンダードツインまで全48室。小学校校舎としての記憶をとどめながら、シンプルモダンにまとめられています。どの部屋も客室が広々としていて、ゆとりあるサイズのベッドやゆったりしたバスルームを完備しているのも◎。さらに宿泊者はゲストラウンジとフィットネスジムが無料で利用でき、プライベートバス(別途料金・要予約)も使用可能。
【理由3】
別棟にビストロ「ブノワ 京都」、屋上に「K36 The Bar & Rooftop」
外出しなくても京都で人気の食スポットへ行ける快適さ!
「ザ・ホテル青龍 京都清水」の敷地内には、ホテルのレストランとは別に、世界各地で星つきミシュランを展開するデュカス・パリが手掛ける「ブノワ 京都」と、京都を代表する名バーテンダー西田稔氏が監修に携わった「K36 The Bar & Rooftop」という、宿泊者以外もわざわざ訪れる人気店があります。ホテル内に美味しい食事やお酒を楽しめるお店があるって、最高だと思いません!?
【理由4】
徒歩圏内にある世界遺産・清水寺、観光に最高の立地!
「ザ・ホテル青龍 京都清水」があるのは、どこを切り取っても絵になる風景と有名寺社が立ち並ぶ、東山エリア。ここへは京都駅からタクシーで約15分。すっかり観光客が戻ってきて、歩くよりスローなペースで進む車内から、引きも切らない清水の参道を行く多国籍な群衆を眺めつつホテルへ向かいます。敷地内へ一歩踏み入れると、摩訶不思議。参道の喧騒が消え、時間の流れがゆったりとするのを感じ取ることができます。
滞在することそのものを楽しませてくれるホテルなので、外出せずホテルで過ごす人も多いそうなのですが、徒歩圏内にある世界遺産・清水寺や法観寺「八坂の塔」をはじめ、周囲には国宝や重要文化財を含む名所・史跡が多数点在。観光にもとっても便利な立地です。せっかくなので、ぜひやってほしいのが早朝の散歩。昼間の喧騒をどこに忘れてきたのかと思うひっそりとした参道は、とっても清々しくて気持ちがいいです。これぞ、最高の立地のホテルステイだからこそできる京都観光!
【理由5】
健康を意識し、医師監修の食材を取り入れたWell-beingな朝食
朝はホテル自慢のWell-being Breakfastを。「心身ともに健康であること」がすなわち幸福へと繋がっていくことから、一日の始まりである朝食の内容に健康を意識できる食材を取り入れ、元学び舎ならではの「学べる朝食」を提供しています。
他にも、ガイドブックには載っていない宿泊者のみ体験可能な日本の歴史や伝統文化に触れるアクティビティ(それぞれ別途料金)も。母娘でお互いの帯を結び合い、和の心を体験できる帯結び教室、京都の魅力を上空から楽しむヘリコプターフライトプラン、カメリアガーデンでのプライベートの茶道体験など、気になる内容のラインナップ。事前予約が必要なので、宿泊日を決めたら早めに相談を!
HOTEL DATA
ザ・ホテル青龍 京都清水
〒605-0862 京都府京都市東山区清水二丁目204-2 TEL:075-532-1111 、
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