ツタ系の植物で対人関係UP、ドライフラワーは浪費を防ぐ! 運を引き寄せる【植物空間術】4つ
自然の生み出す美しい造形で、インテリアをブラッシュアップしてくれる植物。フレッシュなエネルギーやカラフルな色彩、香りを、風水的にもベストな位置にセンスよく飾りたい。そのテクニックを、占術家・暮れの酉さんとフローリスト・渡邉直子さん、2人のプロに聞きました!
運を引き寄せる「植物空間術」
知っておきたい10のこと
4. 恋愛にきくのは「ピンクや赤」高揚感ある色彩でLOVE運UP♡
視覚による心理操作を重視する風水において恋愛運を呼び込む色といえば、やはりピンクや赤といった情熱的なカラーリング。パッと華やぐ色彩は、目に入った瞬間胸が高鳴ること間違いなし。また、色気、可愛らしさ、妖艶さ……、いろんな表情をのぞかせる女性のごとく、異なる種類の花をMIXさせたアレンジメントはハッピー感に溢れ、エネルギッシュ。花器はガラスでも金属でもなく、温かみを感じさせる陶器がベストマッチ。
5. ドライフラワーは飾ってOK!
ムダ使いSTOP、邪気を封印
衰退や死の象徴とされ、風水的に好ましくないとされることも多いドライフラワー。でも実は、消えてなくなるはずだったものが形を残し、その美しさを留めている状態から「止める」というパワーが宿されたと解釈され、余計な出費をおさえ、金運UPのお守りに。ただし飾る位置が大切で、必ず太陽の入る西側へ。例外として、邪気を部屋に出さないという意味で、方位に関係なくトイレもOK。生気あるものではないので、生命力を養う場である寝室に飾るのは避けて。
6. ツタ系の植物が司るのは「縁」
置く高さにも意味があります
くねくねとしなやかに、どこにでも巻きつくという特性から、人間関係を良好にしたいとき取り入れるといいツタ系の植物。また、それをどこに置くかで意味を変え、たとえば本棚などの高い位置から垂らす場合は自分よりも上の人から引き上げてもらうイメージに。一方、努力を継続させたい、伸ばしたい、というときは鉢植えを下に置いてツタを上へ這わせるようにして。どんな困難があっても、避けて昇る意味合いに。
7. 花器は素材やシェイプにこだわって
それぞれが持つ機運を味方に
花器はまず、その素材が持つ意味を把握して使い分けを。土からできた焼き物、いわゆる陶器は安定、持続を意味するので、何かを続けたいとき土のエネルギーを補うのにベスト。真鍮などの金属製は強い魔除けのパワーがあり、邪気払いに最適。水のエネルギーを持つガラス製は、対人関係の円滑・調和を意味するので、人間関係に悩むとき上手く活用を。また波打つ形の花器も、同じく良好な対人関係の構築に有効。大地を表すどっしりとした四角い花器は、土台の安定=家族の絆を強固に。
次回もお楽しみに!
photograph:ASA SATO, courtesy of KUMIKO KATAYAMA, YUME KAZAMA, MARIKO NAKAYAMA
flower / coordinate:NAOKO WATANABE[te-n.] / text:YURI SUGIYAMA / illust:YUKI HORIMOTO
otona MUSE 2023年8月号より