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杉山ゆり

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【保存版】ソウルでの「お一人様ゴハン」どこに行く? 杉山ゆりの【K-TALK♡】名店完全リスト

「牛家」のパンチャンもついたユッケビビンバ定食は17,000ウォン(約1700円強)

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韓国好きエディター杉山ゆりの【K-TALK♡】Vol.14

ショッピングはもちろん、推し活や美容メンテナンス目的で、サクッと一人で行かれる方も多いと思われるソウル。私もその一人ですが、唯一困ってしまうのが「お一人様ゴハン」問題。最近では一人でも入りやすいお店が増えてはきたものの、韓国は東京と比べたらまだまだ「お一人様」のハードルは高く、とくに夜は容赦なく断られてしまうことも珍しくありません。(韓国の方は本当によく呑むので、そういうお客さんのために席は空けておきたいんですよね。いや、ごもっともです!)

 

ランチでも、ディナーでも、同僚や友だちと大勢で賑やかに食事を楽しむシーンなどは韓国ドラマでもよく見るし、日本よりもずっと前からペダル(配達)文化が定着しているので「一人なら出前」が当たり前なのかもしれません。でも、でも一人とはいえ、美味しいものがあふれるソウルですから食い意地は張らせていただきます! ということで今回は、私が一人旅するときに重宝している「お一人様ゴハン」リストをシェアします。

朝でも、昼でも、夜でも! いつでも行きたい「トゥッペギチブ」

鍾路にあるチゲ専門店「トゥッペギチブ」

鍾路3街駅から徒歩5分。一見、めちゃめちゃ入りづらそうなローカル感満載ですが、店名にカタカナ表記もあるし、歓迎してくれる、はず。

まずは、私の大本命から! 鍾路にあるチゲ専門店「トゥッペギチブ」です。店名にあるトゥッペギとは韓国の伝統土鍋のことで、提供される料理はこの土鍋を使ったテンジャンチゲ、ウロンテンジャンチゲ、スンドゥブチゲ、キムチチゲの4種のみ。かなりストイック、かつローカル度の高い激シブなお店です。

 

私の推しはメニュー表の一番上に表記されているウロンテンジャンチゲ(8,000ウォン=約800円)、タニシ貝で出汁をとったコクのあるテンジャンチゲになります(なぜかウロンテンジャンチゲだけカタカナ表記ありませんが、貝好きは覚えといてくださいw)。辛さはピリ辛程度。私は辛いもの好きではありますが「辛ラーメンの辛さでギリギリ食べられる」という舌なので、そんなに強くはないほう。その私が美味しく味わえるレベルです。ちなみにキムチチゲはしっかり辛いですが、酸味が効いた味でこちらも美味♡

ソウル ひとりゴハン ソウルグルメ トゥッペギチブ チゲ専門店 ウロンテンジャンチゲ

トゥッペギと呼ばれる伝統の土鍋を使ったチゲ専門店。食堂の入り口付近では同時に何個もグツグツ。コンロはいったい何口あるんでしょう?

メニューは4種のチゲのみ! なぜか一番上のウロンテンジャンだけカタカナ表記ないw

メニューは4種のチゲのみ! なぜか一番上のウロンテンジャンだけカタカナ表記ないけれど、私の推しはこのタニシ貝の出汁がきいた味噌チゲです。日本以上に(!?)物価上昇が進むソウルで、8,000ウォン(約800円強)の定食は嬉しい。

「トゥッペギチブ」のウロンテンジャンチゲ

オーダーから数分で、グツグツのアッツアツが運ばれてきます。これぞ、韓定食! パンチャン(おかず)も充実。白米の下にはごま油がうっすら隠れていて、これがまた絶妙♡ パンチャンとチゲを白米の中に投入して、ビビンバにするのもよし。

野菜、卵、そしてタニシ貝がゴロゴロ!

野菜、卵、そしてタニシ貝がゴロゴロと! コリコリ弾力があって、おいしー!!

朝は8時から開いてるので、味噌チゲで1日を始めるのもオススメ。決して広くはないお店なので列をなしていることも多いようですが、早めのランチ、早めの夕食……と私は時間をずらしていくので、わりとスムーズに入れています。といってもつねに満席ではあって、韓国人サラリーマンに混ざって相席になることも。でも、なんせメニューは4つ、チゲが提供されるまでの時間も数分。非常に回転が早いので、店先が列になっていてもひるまず待ってみてください。

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杉山ゆり

WRITER/EDITOR。雑誌の編集やインタビュー記事のライティングのほか、著名人の書籍制作、アパレルブランドなどのカタログディレクションも。韓国カルチャーが大好きで、のらりくらりと韓国語を勉強中♡

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