実際、ホントに美味しかったのは？ 料理企画担当が独断で選ぶ上半期ミューズレシピBEST５
上半期の料理連載からベストメニューを選出！ 担当編集の独断で選ぶ美味すぎるレシピBEST5
料理連載担当が独断と偏見で上半期のベストメニューを発表！ どれもこれも、本当に素晴らしいレシピを先生方にご紹介いただいたのですが、その中でも味はもちろん簡単に作れる鉄板メニューを５品厳選しました。レシピ通りに作れば、撮影時の試食した味に再現性の高いものばかり。我が家でも絶賛リピート中です。ぜひ、保存してくださいね！
BEST１_なす入りバルサミコ酢豚
試食時にあまりのおいしさに、スタッフみんなが無言になった一品。テレビでもおなじみ、新進気鋭の料理家・今井亮先生のレシピです。フルーティでコクのあるバルサミコ酢の効果で、普通の黒酢の酢豚よりも軽やかな味わい。キリっと冷えたビールや白ワインとの相性抜群。揚げ焼きが少し手間に感じるかもしれませんが、このクオリティを家で作れるなら、頑張ろうと思えるレベルの味わいです。
（材料）２人分
豚肩ロース厚切り肉（とんかつ用）…… ２ 枚（約2 5 0 g ）
なす…… １ 本
塩……小さじ１/ ３
片栗粉……大さじ３
A
バルサミコ酢……大さじ３
砂糖、水……各大さじ２
しょうゆ……大さじ１と１/ ２
米酢……大さじ１
片栗粉……小さじ２
ごま油……小さじ１
サラダ油……大さじ４
（作り方）
①豚肉は両面全体に1 ㎝間隔で浅く切り込みを入れ、ひと口大に切る。塩をもみ込み、片栗粉をまぶす。
②なすはへたを除いて、ピーラーで皮をしま目にむき、厚さ1.5 ㎝の半月切りにする。Aは混ぜ合わせる。
③フライパンにサラダ油を中火で熱する。❶を入れてときどき転がしながら、表面がカリッとするまで３分ほど揚げ焼きにする。なすを加えてときどき転がしながら、こんがりと色づいてしんなりとするまで２分ほど揚げる。豚肉、なすを一度取り出す。
④❸のフライパンの油をペーパータオルで拭き取り、Aを加えて中火で熱する。混ぜながらとろみをつけて煮立ったら、豚肉、なすを戻し入れてよくからめる。
BEST2_ピリ辛ひき肉のにら和え
生のにらに、炒めたひき肉を混ぜるだけ。フレッシュなにらの香りが食欲をそそります。にらの歯ごたえと、しっかりと鯵のしみたひき肉のバランスが絶妙。ごはんにかけるのもオススメですし、中華麺と和えても美味。好みでさらにラー油をかけても。
シンプルな味付けなので、食べ飽きずもりもりごはんが進みます。試食時はおかわりが続出。小さなお子さんのいるご家庭では、一味唐辛子を抜いて作り、大人は各自が好きな辛みを足していただいても。子どもにも人気で、あれ作ってとよく言われるリピートメニューになりました。
（材料）２人分
にら……１束（約1 0 0g ）
豚ひき肉……1 5 0g
長ねぎのみじん切り……大さじ３
サラダ油……大さじ１/ ２
酒……大さじ２
A
砂糖……小さじ１
しょうゆ……大さじ２
一味唐辛子……小さじ１/ ２
ごま油……大さじ１
温かいごはん……好みで適量
（作り方）
①フライパンにサラダ油を中火で熱し、ひき肉を入れてほぐしながら炒める。ぽろぽろのそぼろ状になったら、長ねぎを加えてさっと炒める。酒をふって水１/ ２カップを加え、煮立ってきたら弱火にする。Aを表記順に加えて混ぜ、ふたをして1 0 分ほど煮る。
②にらは細かく刻み、器に盛る。
③❶を中火で熱し、ごま油を加えてひと煮する。❷にかけて混ぜ合わせ、好みでごはんにのせて食べる。
BEST３_さやいんげんと油揚げのくたくた煮
とても地味なメニューですが、こういうのが一品あると、ホッとしますよね。くったりとしたいんげんの魅力を知りました。作っていただいた大庭英子先生は、こういった簡単な煮物の名手で、シンプルなのに忘れられない味わいなんです。冷やしても良いので、多めに作って常備菜に。お弁当にもいいですし、うどんにのせたりもオススメ。サッと作れるので、何か一品増やしたいなという時に思い出してください。
（材料）２人分
さやいんげん……2 5 0g
油揚げ……２枚（約14 0g ）
サラダ油……大さじ１
だし汁……２/ ３カップ
A
みりん、しょうゆ……各大さじ２
（作り方）
①いんげんはへたを除く。油揚げは短い辺を半分に切り、２㎝幅に切る。
②フライパンにサラダ油を中火で熱し、いんげんを入れて１分ほど炒める。油揚げ、だし汁を加えて煮立ってきたら、Aを加えて混ぜる。ふたをして弱火にし、10 〜12 分煮る。
BEST_４ まぐろのタルタル
「おしゃれな味がする」と試食時に盛り上がったタルタル。ブラックオリーブのコクが効いていて、後をひく味わい。お酒がお好きな高山かずえ先生らしい、キリっと粋な味付けでお酒が進む危険な一品です。みじん切りの大きさを揃えると、仕上がりがキレイなのでそこだけはぜひ頑張って作ってください。完成時にテンションが上がりますよ。
（材料）２人分
まぐろ（サク・刺し身……100ｇ
塩……ひとつまみ
A
玉ねぎのみじん切……10g
ブラックオリーブの粗みじん切り……10g
イタリアンパセリの粗みじん切り……２本分（約３g）
にんにくのすりおろし……少々
オリーブ油……小さじ１
粗びき黒こしょう……少々
（作り方）
①まぐろは１㎝角に切り、塩をふって５分ほどおく。
②ボウルに❶を入れ、さっと和える。
BEST5_サーモンの昆布マスタード丼
実は高山先生も編集Kも生のサーモンがそんなに得意ではなかったので、掲載を悩んだメニューだったのですが……、これが超ヒット！ サーモンの脂の独特なにおいが粒マスタードと塩昆布で消されて、超絶美味。特に粒マスタードの酸味が程よく、クセになります。サーモンは比較的安価で手に入る刺し身なので、ぜひお試しを！
（材料）２人分
サーモン（サク・刺し身）……120ｇ
温かいごはん……300g
A
しょうゆ、みりん……各小さじ１
B
塩昆布……ひとつまみ（約３g）
オリーブ油……小さじ１
粒マスタード……小さじ１/２
ブロッコリースプラウト……１パック
（作り方）
①耐熱ボウルにAを入れて混ぜる。ラップをかけずに電子レンジ（600W）で30秒加熱し、取り出して冷ます。
②サーモンは厚さ８㎜に切る。❶にサーモン、Bを加えさっと混ぜ、５分ほどおく。
③ブロッコリースプラウトは根元を切り落とし、器にごはんを盛り、ブロッコリースプラウト、❷をのせる。
いかがでしたでか？ 今後もオトナミューズレシピでは簡単で美味しいをモットーに、多くの方にリピートしていただけるようなメニューを掲載していきますので、チェックしてくださいね！
cooking_EIKO OHBA,RYO IMAI,KAZUE TAKAYAMA
photograph_KEIICHIRO MURAGUCHI,YASUO NAGUMO,MIYUKI FUKUO
styling_MARIKO NAKAZATO,HIROKO NAKADA
text_HIROKO NAKADA
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