まるでギャラリー! モノトーンを基調としたモードなインテリア【アメリヴィンテージCEO黒石さんのお宅】

スタイリッシュでモダン、まるでギャラリーのようなインテリアに住まうのは、アメリヴィンテージCEO黒石奈央子さん。オトナミューズ8月号でもその魅力をたっぷりとお伝えし、反響をいただきましたが、黒石邸にはまだまだ見どころがたくさん。というわけで、今回は誌面未公開カットを含めてご紹介していきます。
抑えた色づかいと、硬質な素材感で作り出す
モダンかつクリーンな住空間
ミューズ誌面ではすっかりおなじみの黒石さん。これまでも何回かご自宅取材をさせていただいてきましたが、現在のお住まいを全面的に公開していただくのは初めて。「大きな窓がありたっぷり採光でき明るい、広いテラスがある、あとは黒い格子状の枠が特徴のリビングへの扉が気に入って、この家に引っ越しを決めました。引っ越しは結構好きで、そのたびに家具も大きく入れ替えるので、リフレッシュになりますよね。つねにアウトプットを求められる仕事なので、家ではリラックスしつつもインスピレーションを得られるような場所にしたくて、アートを置くようにしています。最近はウッドをインテリアに取り入れるのにハマっていて、植物も含め、どこかしらに自然を感じられるものを無意識に好んでいる気がします」。
【DINING】
友人たちが集まることも多いというリビングルーム。「花瓶などの花器が好きです。そのまま飾ったり、一輪挿ししたり。ボリュームのある花を常に飾るというよりは、さり気なく草花を添えるのが落ち着きます」。
黒い格子状の窓枠が入ったガラス戸がモダンな印象を決定づけています。「窓枠に合うようにテーブルをセレクト。天板は艶のあるブラックであまり厚みがなくソリッドなものを探しました」。テーブルの脚と椅子の座面がウッドなので、黒をベースにしていても威圧感がない。
【LIVING】
スタイリッシュな中に温かみを感じさせる、家具の素材感の組み合わせが絶妙。「リビングは一番のんびりくつろいでいる場所なので、ちょっと優しいというか、素材的にも心地よさを感じさせるものを選んでいます」。
洋服を見て歩くのと同じくらい、家具屋めぐりも好きだという黒石さん。「海外のインテリアショップのサイトを見て、部屋のイメージをかためてから買い物をすることが多いです。ネットショッピングも結構しますし、海外からのシッピングも多いですね」。
アート作品はSBIアートオークションなどを通じて購入することが多いそう。「アメリでもアート柄と呼んで毎シーズン出しているプリントコレクションがあったり、ペイント作品が好きなのもそんなところにも通じていると思います」。
【ENTRANCE】
「基本的にはスッキリとしたインテリアが好きなのですが、殺風景なのは嫌なんです。どのコーナーにも、何かしら自分の好きなものをスタイリングしたい気持ちが強いですね」。ちょっとした空間も、黒石さんの手にかかればアーティなコーナーに。
インパクトのある大きな羊毛のタペストリー。温かみもありつつ、モノトーンなのでほっこりしないところに、黒石さんらしさが感じられます。
【BATHROOM】
「来客も多いので、洗面ボウルが2個あるのは便利。生活感を出したくないので、なるべく見えないように収納し、必要なモノだけ置いています」。ハンドソープなども、パッケージデザインも重視してセレクト。ホテルライクなリッチなムードが素敵です。
モダンさと居心地のよさを両立させる黒石さんのインテリアの考え方、とても参考になります。最近入籍されたので、ますます居心地のいい家作りは進化しそうです。大きな模様替えなどの後は、またぜひ取材させていただきたいなと思っています。
otona MUSE K