名店「和久傳」が手がける「丹」、若き料理人の「日本料理研野」京都で【今行くべき注目の店】

日本料理研野
〈Washoku〉

若き料理人のアイデアに驚きや楽しさも

京都の料亭「菊乃井」をはじめ、寿司や中華の名店で腕を磨いた若き料理人・酒井研野さんが2021年3月にオープン。翌年にミシュラン一つ星を獲得するなど、開店当初から注目されてきたカウンター8席の割烹。酒井さんの料理の魅力は“現代らしい新鮮さ”。日本料理をベースにしつつ、時にはオイルやスパイスなどを使って驚きをもたらすことも。締めの炊きたてごはんを、ヅケ丼やへしこ茶漬けに変更するオプションも人気。枠にとらわれない遊び心で食通たちを楽しませてくれる。

12月のおまかせコースは¥22,000（写真は一例）。

意外性のある組み合わせが楽しい「蕪と林檎とセコ蟹の土佐酢ジュレ和え」。

締めの「鰆のヅケ丼」は、炙った皮目が香ばしい。

一枚板のカウンターが料理の舞台。

街に溶け込む控えめな佇まい。

にほんりょうりけんや　住：京都市左京区岡崎徳成町28-22　☎075-468-9944　営：17:00〜と20:00〜の二部制（火曜は18:00〜の一部制）　休：日月※要予約（毎月1日に次月の予約受付開始）

※店舗データや金額などは、2023年11月時点の情報です。店休日に年末年始の記載は含まれていません。

photograph: KOAN KUBOTA, MASAKI HASHIMOTO, KATSUYUKI HATANAKA, TAKUMA HIDEHIRA, KOTARO MANABE, KOJI YAMAZAKI illustration: NAOHIGA text: AYUMI ICHINO, KANAKO MOTOORI, TOMOMI URIU [bhnomori], KAYO NAGAHAMA [bhnomori]

otona MUSE 2024年1月号より

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