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杉山ゆり

杉山ゆり

歴史を感じる安国エリアで発見。年末のソウル旅は驚きのフュージョン料理でコンベ〜(乾杯)!

白い物体の正体……テーブルの上でお店の方がしぼってくれたのは、サワークリームでした。これはついつい動画に収めたくなっちゃうやつ。

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韓国好きエディター杉山ゆりの【K-TALK♡】Vol.17

年末年始のプラン、みなさまはもう立てられましたか? わたしは毎年決まって「ごろごろ正月 in ジャパン」ですが、おとなり韓国へ行かれる方も多いのではないでしょうか? そして何を食べるかは楽しみのひとつですよね。東大門のタッカンマリ、広蔵市場のユッケ、ドラム缶で食すサムギョプサルなどなど、大衆的なザ・韓国グルメももちろん魅力的ではありますが、なんとなく気分華やぐホリデーシーズンということであれば、ワクワク感がさらに高まるフュージョン料理というのも素敵な選択肢だと思います♡

 

冬休みを目前に控えた今回は、お店の空間、料理のプレゼンテーション、そして確かな味……、驚きと感動が連続すること間違いなしのHOTなフュージョンレストランをご紹介します。

趣向を凝らしたモダンキムチ料理を
ワインと一緒に楽しめる『온(オン)6.5』

安国駅1番出口から歩くこと3分。路地に入ると、瓦屋根にガラス張りの建物でひときわ目を引く素敵な外観が!

安国駅1番出口から歩くこと3分。路地に入ると、瓦屋根にガラス張りの建物でひときわ目を引く素敵な外観が!

今年11月に訪れた『온(オン)6.5』は、韓国の伝統家屋が建ち並び、歴史が色濃く残る安国エリアに昨年秋にオープンしたワインダイニング。その主材となっているのは街と同じく、古くから受け継がれてきた韓食の伝統であり、ソウルフードでもあるキムチ。それをさまざまなアプローチでモダンに創作し、まったく新たなジャンルとして、今、訪れる人たちを驚かせています。

 

それもすべてはオープン時から一貫してきた「キムチのグローバル化」を目指す、オーナーの熱い想い。画期的なキムチ料理を探求し続け、かつ、これまで多くの人たちが難しいと思ってきたワインとのペアリングを叶えたのだから、流行らないワケがありません! ワインリストは仕入れ産地など、2カ月ごとに更新されるとのことで、そこにも尽きないリサーチと細やかな調整が。実際お店に行って選りすぐられたワインとともに、こだわりのキムチ料理を楽しめば、レストランの情熱を体感できるはず。

 

そして、わたしにとってこのお店が特別である理由……それはウリリーダー、G−DRAGONことジヨンが、自身のブランドPEACEMINUSONEとNIKEのコラボレーション『New  Kwondo』のローンチパーティにココを選び、大切なゲストたちを招いた場所だということ。もちろん、これは韓国内でも大きな話題を集めましたが、VIP(BIGBANGのファンダム名)としては同じ足跡をたどらなければなりません(←大きな使命)!

 

ということで、日本から予約を入れ、いざ、念願の聖地巡礼へ。

 

アプリ「CATCH TABLE GLOBAL」で予約していた名前を入り口で伝えて入店。テーブルに案内されて、まず出てきたのがこちらのウェルカムドリンクとフィンガーフード。これは、朝鮮時代の国王が宴の開始に、感謝の意を込めて来賓に献酒を振る舞っていたしきたりを汲んだもの。とはいえ中身はノンアルで、紫蘇の入ったサッパリとした味わいのドリンクでした。フィンガーフードは、さつまいもチップスでキムチとムースを挟んだもの。コレ、オカワリ、チュセヨ。

アプリ「CATCH TABLE GLOBAL」で予約していた名前を入り口で伝えて入店。テーブルに案内されて、まず出てきたのがこちらのウェルカムドリンクとフィンガーフード。これは、朝鮮時代の国王が宴の開始に、感謝の意を込めて来賓に献酒を振る舞っていたしきたりを汲んだもの。とはいえ中身はノンアルで、紫蘇の入ったサッパリとした味わいのドリンクでした。フィンガーフードは、さつまいもチップスでキムチとムースを挟んだもの。コレ、オカワリ、チュセヨ。

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editor/writer YURI SUGIYAMA

WRITER

杉山ゆり

杉山ゆり

WRITER/EDITOR。雑誌の編集やインタビュー記事のライティングのほか、著名人の書籍制作、アパレルブランドなどのカタログディレクションも。韓国カルチャーが大好きで、のらりくらりと韓国語を勉強中♡

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