LIFESTYLE

寒い日は鍋であったまろ♡
楽しておいしい毎日ごはん
今日の一品は
「豚バラのモツ鍋風」と
「かぶのべったら漬け風」

今日の一品
「豚バラのモツ鍋風」

新鮮なモツを手に入れるのはなかなか難しいので、ジューシーな豚バラ肉を使ってモツ鍋風に!  味つけは酒と塩だけで、だし汁も必要ないのでとっても簡単! 鍋は煮汁ごと食べて素材の甘みや香りを存分に堪能しましょう。好みでラー油やゆずこしょうを足し、味変えをするのもオススメです。  

「豚肉をじっくり煮ることでうま味が煮汁に溶け出し、鍋の“だし”になる!」(大庭英子先生)

材料(2人分)

豚バラ薄切り肉‥‥300g キャベツ‥‥300g にら‥‥1束 もやし‥‥1袋(200g) しょうがのせん切り‥‥小1かけ分 にんにくの薄切り‥‥2かけ分 赤唐辛子の小口切り‥‥2〜3本分 酒‥‥大さじ3 塩‥‥小さじ1〜1と1/2

作り方
①下ごしらえをする

豚肉は8〜10cmの長さに切る。キャベツは4〜5cm四方に切り、にらは3〜4cmの長さに切る。もやしは好みでひげ根を除く。 POINT 時間があれば、もやしはひげ根を除くと◎。口当たりがよくなり、おいしさが格段にアップする。

②豚肉を煮る

煮ることで、豚肉は柔らかくなる〜

鍋に水4〜5カップを入れて中火で熱し、煮立ったら豚肉、しょうがを加えてほぐしながら煮る。肉の色が変わったらアクを除き、酒をふり入れて塩で調理する。ふたをして弱火にし、15分ほど煮る。 POINT 豚肉は酒、しょうがと一緒に煮ると、臭みがおさえられて風味よく仕上がる。

③野菜を加えて仕上げる

を中火にし、キャベツを加えてしんなりとしたら、にら、もやし、にんにく、赤唐辛子を加えてひと煮する。 POINT 火がすぐに通るキャベツ、にら、もやしは、食べる直前に加えて食感を生かし、煮すぎないこと!

素材ひとつの副菜
「かぶのべったら漬け風」

米麹で作る「べったら漬け」を甘酒で手軽にアレンジ。かぶは好みでひと晩以上しっかり漬けても美味。

材料(2人分)

かぶ‥‥小4個(正味200〜250g) 塩‥‥小さじ2 甘酒(ストレートタイプ)‥‥1カップ

作り方

かぶは茎を切り落として皮をむき、1cm幅の輪切りにする。 ボウルに①、塩を入れて混ぜ合わせ、1時間ほどおく。 かぶの水けをきってペーパータオルでふき、清潔な保存容器に入れて甘酒を加える。冷蔵室に入れ、4〜6時間漬ける。
教えてくれたのは、大庭英子先生 料理研究家。手軽で美味しい家庭料理の名手。ゴッドハンドを持っているとまことしやかに言われている。近著は『家の和食はシンプルでいい』(学研プラス刊)。

cooking:EIKO OHBA / photograph:KEIICHIRO MURAGUCHI / styling:MARIKO NAKAZATO / text:HIROKO NAKADA

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