「炎」が舞い「縁」を繋ぐ「宴」の場。フォーシーズンズホテル京都「エンバ・キョウト・チョップハウス」で五感を刺激する食体験を
まず、待ち合わせから心躍る!
ラグジュアリーホテルならではの非日常感
「エンバ・キョウト・チョップハウス」はフォーシーズンズホテル京都の中に位置するので、当然ホテルを訪れることになるわけだけど、まずその空間がとてつもなく心地いい。位置するのは寺院仏閣が立ち並ぶ京都・東山の静かな一角。私が訪れたときは滞在客の8割ほどが海外からという状況なこともあり、一歩足を踏み入れるとゆったりとした空気が流れ、閑静なリゾート地を訪れたかのような非日常感が味わえるのが魅力的。
なかでも必見なのが、敷地内にある池泉回遊式庭園「積翠園(しゃくすいえん)」。平安時代末期の武将・平重盛の別邸「小松殿」の園池と伝えられるこの庭園は、平家物語にも記された貴重な文化遺産。早めに到着して鯉が遊ぶ池、そのまわりを彩る四季折々の植物の息吹を感じて散策したり、テラス席でゆったりアフタヌーンティーやアペロを過ごすのもおすすめ。
「エンバ・キョウト・チョップハウス」は、このお庭に面していて、天井まで届く高い窓が開放感たっぷり。インテリアは奥ゆかしい和の美意識とモダンさが調和。席に着くまでの心躍る体験が、食事への期待度をさらに高めてくれる。