【楽しておいしい毎日ごはん】
3月の一品&副菜レシピは
「ミートソーススパゲティ」と
「焼きアスパラガスのサラダ」

今日の一品
「ミートソーススパゲティ」
「ひき肉をこんがりと色づけてポロポロになるまで炒めると香りよく仕上がる!」(大庭先生)
作り方
①ひき肉を炒める
トマト缶をボウルに入れ、手でつぶす。フライパンにオリーブ油を中火で熱し、Aを入れてしんなりとするまで炒める。ひき肉を加え、フライ返しでおさえつけながらほぐし、そぼろ状になるまで炒める。★フライ返しでおさえつけて炒めると、ひき肉がバラバラとくずれてそぼろ状になりやすい。
②トマト缶を加える
①のフライパンに白ワインをふり入れ、トマト缶を加える。★トマト缶は生のトマトよりも味が濃いので、ミートソースは少し酸味が強めで深みのあるおいしさになる。
③仕上げる
②が煮立ってきたらBを加えて混ぜ、ふたをして30分ほど煮る。鍋に湯4〜5Lを沸かして塩、スパゲティを入れて混ぜ、袋の表示通りにゆでる。ざるに上げて器に盛り、ミートソースをかけて好みで粉チーズを添える。★水分をとばしながら、ソースの表面にひき肉が少し見えてくるまで30分ほど煮ると、肉のうま味を引き出せる。
素材ひとつの副菜
「焼きアスパラガスのサラダ」
筋っぽさを感じなくなるまで、アスパラをじっくり焼いて! レモンはたっぷり絞ると美味。
作り方
教えてくれたのは、大庭英子先生
料理研究家。手軽で美味しい家庭料理の名手。ゴッドハンドを持っているとまことしやかに言われている。近著は『家の和食はシンプルでいい』(学研プラス刊)。
cooking:EIKO OHBA / photograph:KEIICHIRO MURAGUCHI / styling:MARIKO NAKAZATO / text:HIROKO NAKADA